ロータリー米山記念奨学会
2000〜2001年度 秋間良憲
米山奨学委員長


 財団法人ロータリー米山記念奨学会は勉学、研究を志して日本に在留している外国人留学生に対し、ロータリーの理想とする国際理解と親善を深めるために、全日本のロータリアンの寄付金を財源として、奨学金を支給し援助する民間最大の奨学団体です。
 米山記念奨学会は米山梅吉氏が1920年、日本で最初に創立された東京ロータリークラブ初代会長となられ、その後わが国のロータリーの発展に尽力された功績を偲び、米山という名称を冠して設立されました。
 米山記念奨学会の事業は、世界中の各国からの、日本の学術・技術あるいは文化を研究する目的で来日した留学生を対象とし、世界の平和と社会の発展のために貢献する前途有望な青年を育成している事業であります。
 優秀な私費留学生に援助の手を差し伸べるのは、ロータリーの国際奉仕として誠にふさわしいプログラムであり、極めて大きな意義を持っています。
 特長として「世話クラブ制度」がありロータリアンがカウンセラーとなります。
主な事業1.奨学金の支給
2.学会・研修・医療費の補助
3.奨学生へのカウンセリング
4.学友会活動・地域交流
 米山奨学金は全国のロータリアンからの寄付金で賄われています。1999学年度は1,100人の奨学生を採用することができました。奨学生の研究・勉学を支援するため年間約20億円の資金を必要とします。
 米山奨学会への寄付は、ロータリアンの国際奉仕の一環として全国に広がりました。しかし、1996年度の寄付総額約20億8千万円をピークに寄付金は年々減少しています。
 一方、母国を始め、国際社会で活躍する元米山奨学生は8,800名を超えました。世界に貢献する奨学生を一人でも多く育てるために皆様の一層のご支援をお願いいたします。
 *普通寄付金
 全ロータリー・クラブから年額1,000円以上(増額分は年額500円単位)×会員数で寄付をお願いしております。
 普通寄付金は当奨学金の安定的な財源となっています。
 年額寄付金(1,000円以上)が減額されることなく、続けられることをお願いいたします。
 * 特別寄付金
 個人・法人またはロータリー・クラブから普通寄付金以外に任意で寄付をいただくものです。創業記念日、結婚記念日などお慶びの機会にも特別寄付金をお願いいたします。
 米山奨学会は、1978年10月2日付をもって法人税法および所得税法に掲げる特定公益増進法人に該当する旨の許可を与えられておりますので、特別寄付金に対して免税の優遇措置がとられます。
 1年間(1月〜12月)に1万円以上の寄付をされた方には、自動的に翌年の1月末日頃に免税用領収証と証明書を各ロータリー・クラブを通してお届けいたします。
 送金方法など詳しい方法は、所属のロータリー・クラブまたは財団法人米山記念奨学会事務局にお問い合わせください。

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