ロータリー財団月間によせて
RID2840ロータリー財団委員長 | 成塚 和頼 |
(太田南RC) |
各ロータリアンから、より深くロータリー財団事業を理解して頂く事で、財団寄付の有効活用が理解され、そのことが自発的な寄付の増進につながると思います。 そのロータリー財団の活動を大きく分けると「人道的プログラム」「教育的プログラム」「文化交流プログラム」の3つになります。どのプログラムも国際理解と世界平和に大きく貢献していますのであらゆる機会をとらえて財団事業の広報を行い、特に各クラブのロータリー財団委員長の理解と協力 が必要と思っております。 ロータリー財団の「一般寄付」 地区の年次一般寄付は、1991−92年度から導入された「シェアシステム」により、寄付された年度から3年後に使用されます。「シェア・システム」とは年次寄付総額の60%を地区財団活動資金(DDF)として地区に還元され、地区がプログラムを選択します。残り40%は国際財団活動資金として財団本部のプログラムに使われるものです。この一般寄付に対する表彰制度が、いわゆるポール・ハリスフェローとなります。 ロータリー財団の「恒久寄付」 一般寄付は3年後に全額を使いますが、恒久寄付はロータリー財団の基金に寄付されるもので、その利子のみを使うものです。1,000ドル以上寄付するとべネファクターとして表彰されます。 国際親善奨学生、並びにGSEの選考に関しては地区内に広く募集活動を行ないロータリークラブと一般の方々への広報に努め、又、学友活動を支援し、ロータリークラブ人的資源としてのソフトバンクの充実をはかり、地区内地域への有効活用を推進したい。 地区財団活動資金は次の通りであります。 関口年度、シェア配分は多額の寄付が寄せられた富山年度の群馬県分一般寄付 合計283,000$対してDDF(地区配分)が60%ですので194,000$になる。
年次寄付と恒久基金は同時に重要であり、両方でお互いに補い合っています。 年次寄付は今日の財団プログラムを支え、恒久基金は明日へのプログラムを安定したものにします。 年次寄付は、毎日庭に水を撒き、花々に水分を供給するようなものです。 恒久基金はいつでも水がまけるように、十分な水を用意している貯水池のようなものです。 ロータリーの全体的な問題として一番残念な事は、寄付を集める側と寄付する側に一体感がないということです。 例会や協議会でも、心遣いを持ってやればよいと思います。 もう少し工夫が必要です。 「例会や会合にでればよい」「一部の人にまかせて、それで終り」と言う会員が多過ぎます。 だから景気が悪くなるとすぐ離れていく、もっと一体感のあるロータリークラブであれば、少々な事では辞めないと思う。 ロータリーが誕生した時は不景気だったのです。 お互い助け合う思いやりと心遣い、このように回っていくロータリーでありたい。 そういう事が現実であるべきなのに実際はそうでない。 そのあたりがロータリー発展を阻害している原因ではないでしょうか? その一方で増強や拡大といっても無理だと思います。 素晴らしいクラブにいるんだと思う実感が本人に必要であろう。 皆様に知っていただきたい最も重要な点は、皆様が永遠にロータリアンであり続けるとゆうことです。 |
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