雑誌委員会セミナー報告書


RID2840 クラブ奉仕委員長 金井 栄則
(桐生赤城RC)


 去る9月30日(土)前橋のちぎらホテルに於いて、ロータリーの友の編集長であります浅見 勇 氏(東京みなとRC)を特別講師にお招きし、ガバナーエレクト清 章司 君、ロータリーの友委員(97〜98)大林 正夫 君、そして本年度当地区のロータリーの友委員 角皆 良弥 君、各分区AGの方々並びに役員のご列席のもとに各クラブの雑誌委員長の出席をいただき、総勢60名の出席者をもって雑誌委員会の第1回目のセミナーが開催されました。
プログラムは福田地区副幹事の司会進行で始まり、地区役員の紹介そして、クラブ奉仕委員長からは「雑誌月間の目的」はロータリーの雑誌を購読し、活用とロータリー情報の普及に役立つプログラムの実施をすることであり、 本セミナーは4月の雑誌月間に向けて、本年度各クラブが有意義なクラブ行事企画とロータリーの友の購読向上等の一助にしていただく為の研修会である、と挨拶された。
 つづいてロータリーの友編集長、浅見 勇 氏の「ロータリアンの「ロータリーの友」について」と題して講演が行われた。 先づ雑誌とロータリーの友は違う事を知っていただきたいと話され、ロータリーの友はロータリークラブの機関紙であり、RIの推奨する活動方針をロータリアンに知らせたり、RIやガバナーの推奨している活動を見て自分達が実践に活用する為に参考にしていただくための誌である、とのお話があった。
続けて氏は、 ロータリー活動は会員自身の自主性に任されている中で、義務が3つあり、1つは会費納入の義務、2つ目は例会出席の義務、3つ目はロータリーの友の購読の義務である。
 しかし購は義務であっても読の方は自由であり、強制はしていないと言う事、読まなくてもロータリーを退会させられた人は1人もいない。しかし、 友はロータリー活動のヒントや知恵を得る為の雑誌であり、週刊誌の様に読み捨ての雑誌ではない。通して数年間の物を読んでいただくとヒントが必ず得られる。
 そこで雑誌委員長さんの役目だが、友には常にRIからの情報が発信されているのでロータリー情報の発信基地になっていただきたい、とくに委員長さんには1週間前に発送されているので一読して、見所を例会で発表してほしいとの要請があった。
 次に氏はロータリーの友の誕生にはなしをさかのぼらせた。1952年に日本全国がRI第60地区であったものを、60と61の2つの地区に分割されたが、これを機会に両地区共通の機関紙をつくるのを目的として、1953年に「ロータリーの友」は創刊された。その後、1980年7月からRIの公式地域雑誌として認められた。 また、友の名付けについては第1回目の岐阜での会合の席上、ビールの友というツマミからヒントを得た説、と主婦の友からヒントを得たという2説があるとのこと。 現在、年間8つの月間がありますが、最初に出来たのが昭和18年の雑誌月間であるとのこと等、非常に楽しく友に関する講話をしていただいた。
 ロータリーの友はロータリアンの為のロータリー雑誌であることを深く認識した各クラブの雑誌委員長の秋のひとときであった。
 最後にアンケート調査の報告と各クラブの雑誌、会報に関する事例発表がなされたが、それぞれのクラブでの活動が伺いしれた。
 最後に地区副幹事の福田 一良 君を始めガバナースタッフの方々の絶大なるご協力で無事に開催されました事を先づ以って感謝申し上げ、 このセミナーで得た知識をもって例会で是非、友の内容を発表していただき、4月の月間にはアクションを興していただけることを希望して雑誌委員会セミナーの報告と致します。

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