プロジェクト

イルミネーション設置事業

目的

日没の早い冬の暗く寒い夜道が明るくなり、通勤通学の皆様が安心して歩ける歩道にするため

対象(受益者)

館林市民一般他(8万人)

参加者

クラブの活動参加者 50名

費用

518,000円

実施時期

2008年~

活動内容

本プロジェクトで実施対象となった東武伊勢崎線館林駅東口「駅前通り」は、通勤通学で館林駅を利用する人々が徒歩や自転車等で通行している。この「駅前通り」は日没の早い冬の時期には、暗く寒い通りとなっていた。そこで、年末から年始(11月頃~2月頃)にかけて電飾(LEDイルミネーション)で街路樹等を飾り、市民の皆様、特に子ども達の安全安心を確保するとともに冬の夜景を楽しむ機会を提供することを考えた。

ロータリー財団地区補助金(DG)の審査も通り、50万円を超える予算規模で館林ロータリークラブ全会員の参加はもちろんのこと、群馬県立館林高等学校インターアクトクラブ(IAC)、公益社団法人館林青年会議所(館林JC)、館林市立第二小学校区育成会、そして館林市立第一中学校の生徒の協力を得て、本プロジェクトの実施に至った。本プロジェクトにおいては、イルミネーションの設置だけにはとどまらず、周辺の清掃作業や点灯期間終了後の撤去作業も一緒に行った。館林ロータリークラブのメンバーは、必要に応じて修正作業を実施し、中には散歩のコースを変更し、イルミネーションの設置状況の確認をしたメンバーもいたようである。参加された各団体の皆様方も共に諸作業行うことで、他団体との連携やまちづくりに対する意識の高揚が高められたと感じられた。

活動の成果

まず、日没の早い冬の暗く寒い夜道が明るくなり、通勤通学の皆様が安心して歩ける歩道になったことである。歩道沿いにある学習塾の関係者から、「帰りが遅くなる生徒が暗い夜道を帰るのが不安でしたが、これからは安心できます。」と早速お礼を言われたことがあった。また、報告書に「この事業が冬の風物詩となり継続事業となることで、ロータリークラブの存在を認識してもらえる機会となり、クラブの公共イメージアップに繋がる。」との一文がある。この「イルミネーション設置事業」は現在に至るまで継続事業となり、地域の風物詩の一つになったと言ってもいいかと思う。数年前からは、諸作業等をする際には館林ロータリークラブの名前が入ったスタッフジャンパーを着用している。こうしたことも少なからずロータリークラブの認知度の向上にも寄与していることであろう。さらには、こうした奉仕事業等の積み重ねにより、クラブ公共イメージアップに繋がることが期待される。