プロジェクト
多々良沼周辺の清掃活動
目的
白鳥が飛来する沼として有名な多々良沼周辺で清掃活動を毎年行うことにより、かけがえのない財産という認識を周辺住民に示す
対象(受益者)
邑楽町住民(約27,800名)
館林市民(約75,800名)
参加者
ロータリークラブメンバー
費用
約5万円
実施時期
毎年4月第1日曜日
活動内容
この活動が始まった1994年当時は、多々良沼周辺は不法投棄が横行し、食品包装ごみの他、自転車、タンス等の粗大ごみまで捨てられており、場所によっては異臭までするような惨状であった。こうした状況に邑楽町の若手職員は危機感を募らせ、邑楽町周辺で活動する団体(数団体)に対して共同の清掃活動を呼び掛けたことに端を発している。当クラブもこの危機感を共有し、当初からこの活動に参加している。
活動は、「白鳥にストレスを与えないように」との配慮から、北方に飛び立った後の4月第1日曜日に実施し、一定の活動成果が表れた十数年後には共同の清掃活動を終了する運びとなったが、当クラブに於いてはその後も周辺の景観保持と美化意識の継続を目指して現在に至るまで毎年、同日に継続して実施している事業となっている。 現在では、邑楽町の農村広場から多々良沼西岸にかけて清掃活動を行っております。自治体により周辺の景観整備が進み、地域の住民の意識が高まったことにより以前のような惨状ではなくなったものの、当クラブのメンバーにより毎年2時間ほどの活動で、多い時は軽トラック1台分程の「ゴミ」を収集しています。
活動の成果
年々、ゴミの収集量は少なくなってきているが、全くなくなったわけではありません。清掃活動は「ただゴミを拾ってきれいにする」というだけでなく、「捨てにくい場所にする」事も重要となってきます。ロータリークラブの帽子とジャンバーを着たメンバーが4月第1日曜日の早朝にゴミ拾いをする といった光景を地域住民が目にすることによって、美化意識の高まりとロータリークラブのイメージ向上に繋がります。