地区運営方針
1.会員増強・会員維持
会員増強を強調するあまり、ロータリーの本来の目的と手段がずれてしまうことがあるように思われます。会員増強に際し、「あの人のいるロータリーに入り、あの人のようになりたい」といわれる「人間的な魅力」と「発想の柔軟さ」で、周囲に力や元気を与えられる仲間を増やしてゆくというクラブ運営への意識改革の推進を支援します。
2.地区活動の有効化
クラブと地区ガバナーを繋ぐ役割であるガバナー補佐・地区委員会の活動の有効化・効率化により強力な結束を図り、意義あるクラブ諸活動を支援します。
3.地区セミナーの双方向性
地区指導者には、ロータリーの哲学と研修方法の理解をより深めていただき、クラブレベルの研修会は「双方向性」をもって行うことを支援します。そのため、研修資料などは原則的に2週間前に送付(またはIT利用)し、出席者に事前学習を促します。
4.広報の重要性
RIでも広報活動の重要性を掲げております。ロータリーの公共イメージと認知度向上のため、地域に根ざした奉仕活動の実践をPRし、クラブ単位でも広報の重要性を認識いただき、より効果的な広報活動の推進を支援します。
5.21世紀デザイン室の設置
現在ロータリー先進国と言われる国々では、会員減少の深刻化、それに伴うクラブの統廃合、クラブ運営費の削減等が進められております。同時にロータリーの持つ夢が失われてゆくようにも感じられてなりません。地区運営におきましても同様な危機感の共有が迫られております。しかし、難しい課題や変革に挑戦できるロマンがロータリーの夢を叶えることにもなりましょう。今年度からは、外部からの有識者の参加を得て、これからの地区活動を検討し、ロータリーが叶えるべき夢を模索するため、新たな委員会(室)を設置します。