国際ロータリー第2840地区2021-2022年度 ガバナー 足立 進
皆様のクラブは元気でしょうか。そしてロータリアンとして誇りをもって活動されていますか。新型コロナの感染は相変わらずですが、コロナに負けずに、感染予防策を講じて例会が再開され、また、規模や方式を工夫して地区行事も行われています。ただ、もうしばらくは不自由さに耐える時間が続きそうです。
2021年2月に開催された国際協議会は、コロナのため、すべてバーチャルで行われました。バーチャルによる大規模な集会は2020年6月の国際大会以来ですが、運営面での練度を高め、革新性を感じさせるものでした。そして、大会初日、シェカール・メータ2021-22年度RI会長は、「奉仕しよう みんなの人生を豊かにするために」(Serve to change lives)を会長テーマとして発表しました。
メータ会長は、ご自身のロータリーでの奉仕の歴史を披露し、身障者に対する奉仕活動で単なる会員から真のロータリアンになった出来事を語り、ロータリーが地域社会から国、さらに国際的な領域にインパクトを高める活動をするには会員増強が必要であること、会員数をいつまでも120万人にとどめるのではなく、2022年6月30日までに130万人にすること、それには「each one, bring one」(みんなが一人を入会させよう)を会員に浸透させることが必要だとしました。また、ロータリーの活動標語「do more, grow more」(もっと行動し、もっと成長する)を示して、奮起を促しました。
ロータリーのビジョンや夢を語るメータ会長のスピーチは情熱に溢れ、私たちが忘れていたものを思い出させる力がありました。
ロータリーの会員数は、北米、イギリス・ヨーロッパで減少し、アフリカ、東アジア(韓国、台湾)等で増加し、特にメータ会長の地元インドの増加が顕著です。我が国の会員数は世界で3番目ですが、今後、コロナの影響で当地区を含めて会員数に影響が出ることが懸念されます。共にロータリアンとして会員同士の友情と奉仕の実践を通じて現会員を維持し、広い視野から新会員の加入に努めて頂くようお願いいたします。
ロータリーは、ポリオ撲滅について大規模プロジェクトを長年続けて大きな成果を上げています。また、2021年7月から7番目の重点分野として環境が加わりました。私たち は社会のニーズに即した奉仕活動を実施し、会員一人一人が奉仕の理念を実践することで、地域社会や国際社会に大きなインパクトを示すことができます。ロータリーの奉仕活動を一般の方々に知っていただくことは、活動そのものと同じくらいに重要だとするメータ会長が提唱する「ロータリー奉仕デー」をやりがいのある事業に育てましょう。
我が国のロータリーは第2世紀に入りました。ロータリーを取り巻く環境は変化していますが、5つの中核的価値観を堅持し、変化する時代のさらにその先を見据え、柔軟性と革新性を備えて奉仕の理念を実践しましょう。これより2021-22年度の第2840地区スローガンを「奉仕の理念を掲げ、新たな旅に出よう」としました。
地区内45クラブが元気で魅力ある活動をする中で、変化を取り込んだ新たなアプローチや工夫をして、withロータリーを楽しみましょう。どうぞよろしくお願いいたします。
足立 進
Susumu Adachi
生年月日 | 1957年1月7日 |
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住所 | 群馬県前橋市 |
職業 | 弁護士 足立法律事務所 |
学歴 | 一橋大学:法学部卒 |
公職 |
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ロータリー入会 | 1989年9月 |
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ロータリー歴 |
【クラブ】
【地 区】
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ロータリー財団 |
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米山記念奨学会 | 米山功労者(マルチプル) |
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