国際ロータリー第2840地区 2018-2019年度ガバナー 宮内 敦夫
2018年2月14日国際協議会の冒頭、2018-2019年度バリーラシンRI会長は、RI新ビジョン声明をされました。
「私たちロータリアンは、世界で、地域社会で、そして自分自身の中で、持続可能な良い
変化を生むために、人びとが手を取り合って行動する世界を目指しています。」
“Together, we see a world where people unite and take action to create lasting
change̶ across the globe, in our communities, and in ourselves.”
冒頭のTogether(一緒に)は後のunite, take actionと呼応する新ビジョンのキーワードです。ロータリアンが一緒なって、ロータリーが社会と連携して、次の世代にまで繋がる持続可能な変化を生み出すことが目的なのです。そのためには、まず自からを変革することです。そして、「世界を変える行動人」になるインスピレーション(創造的刺激)を与える人になろう―これがラシン会長のテーマです。
「インスピレーションになろう」
Be the Inspiration
私はこれを受けて、以下のメッセージを発します。
「クラブを元気に、世界に奉仕を、みんなで回そうロータリーの輪」
Energize our Clubs, and Serve the World, engaging Rotary with Society
具体的には、親睦を図り、元気で楽しいクラブを作り、次に、社会のニーズに応えた奉仕活動をし、社会と連携することです。結果的に、われわれはロータリアンとしての人格形成ができ、会員基盤強化、ロータリーの公共イメージと認知度の向上に繋がるものと信じます。その原点が「インスピレーションなろう」であります。
engaging Rotary with Society とは、「ロータリーの歯車を社会の歯車としっかり噛み合わせて」というニーズへの対応と社会との連携の意味合いです。とかくロータリークラブはどんな団体か正しく理解する人は少なく、地域社会への奉仕事業もニーズに的確に応えていないことがあります。社会を動かす力になろう、社会に後世に残る持続性のある変化をもたらそう、というRI会長方針を胸に、2020年に向けての2840地区の戦略計画に沿って2018-2019年度の地区目標を10項目定めました。
われわれロータリアンは、各自の立場で、時に「インスピレーション」となり、時に「世界に奉仕する行動人」になり、ともに楽しいクラブ・ライフと社会貢献をしてまいりましょう。