2016-17年度年次テーマ 人類に奉仕するロータリー(ROTARY SERVING HUMANITY)
ジョンF.ジャーム RI会長は、ロータリーの礎は、初期から、人類への奉仕(SERVICE)であり、世界に確かな変化をもたらすために、ロータリーは優位な立場にある団体であり、「人類に奉仕するロータリー」の伝統を継承する名誉を授けられた。私達には、このような奉仕を行っていく責務があると、力強くロータリアンの責務を示しました。
私達は、ジョンF.ジャ゙ーム会長のテーマを実践しなければなりません。そのためには、友情をはぐくみましょう。地区内46クラブは、個より地区外クラブに友人を増やし、クラブの拡大に繋がる質の良い会員が増加することで、ロータリアンは一つしかない地球のあらゆる場所・分野で奉仕(SERVICE)の機会を得ることになります。
さらに、1917年にアーチCクランフが「世界で良いことをしよう」をテーマに提案し、カンサス・シティー RCからの26ドル50セント寄付より始まった「ロータリー財団」は、2017年に100周年を迎えます。これまでにロータリーの資金を確保し、「ポリオ撲滅」の先頭に立ち成果を上げてきました。
この機会はロータリアンの築き上げてきた、ロータリーの精神を国際社会・地域社会に発信し、ロータリアンがロータリーの「未来」を今一度考えるチャンスでもあります。
ジョンF.ジャーム RI会長は目標として以下のように示しました。
2016-17年度ロータリー目標
- 優先項目1:クラブのサポートと強化
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- 目標1
- 最近の退職者および若い職業人に働きかけて、会員増強を図る
- 目標2
- 会員の積極的参加とクラブの充実化を図り、会員維持率を向上させる
- 目標3
- RI会長賞へのクラブの参加を増やす
- 目標4
- ロータリー財団に対するロータリアンの知識、参加、寄付を向上させる
- 優先項目2:人道的奉仕の重点化と増加
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- 目標5
- 永久にポリオを撲滅する
- 目標6
- 年次基金へのクラブ寄付平均、および財団補助金への DDF(地区財団活動資金)拠出を高める
- 目標7
- ポリオ撲滅への支援を続けるために、クラブと政府からの寄付を増やす
- 目標8
- 財団の補助金と6つの重点分野を通じて、ロータリーの人道的奉仕の質と影響を高める
- 目標9
- 青少年や若きリーダーの支援、およびロータリーの6つの重点分野と関連したプログラムや活動において持続可能性を高める
- 優先項目3:公共イメージと認知度の向上
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- 目標10
- ロータリーに対する人びとの認識を高める
- 目標11
- ロータリーの功績と、「世界でよいこと」をしてきた財団の100年の歴史について広報する
地区スローガンはロータリーの原点を見直し、ロータリアン本来の目的を再確認しました。
1905年にポール・ハリスと3人の仲間から始まったロータリークラブは、寂しがり屋なごむの4人の仲間が毎週自分の事務所に輪番で集い「和」ことから徐々に友達の「輪」が広がりました。
一人一人個人が核となりクラブに集い、「奉仕を志す個人(点)」から「ロータリークラブ」 に発展し最初の面になり、多くの「ロータリークラブ」が出来たことで、次に地区・ゾーンと面が拡大し世界の535地区に面は拡大したことで、世界中に仲間の「輪」が広がりました。
仲間とロータリーの目的「世界平和」を成し遂げるには、まず「元気なクラブ」作りから始めましょう。そして、ロータリーの奉仕を地域社会と国際社会で実践することが重要です。
未来に向かい、ビジョンと行動の改革がなければ、ロータリークラブは徐々に弱体し、淘汰されてしまいます。会員の皆様、それぞれのポジションで勇気をもって改革にチャレンジしてください。
私達の年度の成功に向かって、ともに頑張りましょう。
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