地区運営について

2022-2023年度地区運営について

<はじめに>

新型コロナウイルス感染症が猛威をふるう現在は、当初よりも感染力が何倍も強力な変異ウイルスが主流になってしまいました。しかし2020年春のダイヤモンド・プリンセス号騒動のころからすると感染対策はより国民に周知され、衛生資材も豊富になって、大人は社会活動が、学生・生徒・児童は勉強や学校生活が可能になってきています。そうかと言って「コロナ前」の生活や社会情勢に戻るかというと疑問が残ります。ある人は現在の生活・社会の変革は、いわゆる18世紀半ばから19世紀にかけての『産業革命』に匹敵するものだと言っています。ニュー・ノーマルという言葉が使われるように、社会や生活様式が変わるところが出てくるでしょう。ロータリークラブの活動も例外ではないかもしれません。しかし変わらないものは人と人の繋がりです。WEBを使ったMEETINGも利用されるかもしれませんが、やはり基本は対面して顔を見て話しをする事の重要性は皆さんが理解している通りで、情報量からして何倍も違ってきます。きっちりとした感染対策をしながら可能な限り対面でいろいろな企画を行って参りたいと思います。

<重点項目>

1)若い人を率先して勧誘する。

各クラブそれぞれの伝統を継続させるために若い力が必要です。

地区のホームページや各クラブのホームページを若い人に見てもらえるようする。

一人一人が入会申込用紙を数枚は常にカバンの中に入れて携行する。

2)一人一人がロータリーの宣伝マンです。

公共イメージ委員会だけではありません。ロータリークラブの奉仕活動がどのように行われているか、分かりやすく広報活動する。

自分が入会の勧誘されたころ、ロータリークラブに抱いていたイメージを払拭するのにはどうしたらよいでしょうか。

SNS・テレビ・新聞などを使って度々一般市民の目に触れるようにする。

3)ロータリー財団補助金を地区内すべてのクラブが活用する。

複数のクラブでの合同事業も検討する。

4)マイロータリーの登録を更に促す。

My Rotaryからはロータリーの素敵な情報が引き出せます。

ロータリークラブについて知ることができます。「ロータリーの友」から得られる情報と並行して活用すると、より効果があがります。

小額から容易にできる自動引き落としの寄付も可能です。

5)45クラブ全てで地球環境問題を考えた奉仕プロジェクトを一つ以上考えて実施していただきたい(合同でも可)。プラスチックごみを含めたごみ減量化の方法について、フードロス(食品の無駄など)についてなど独自の取り組みを期待します。
6)IMのテーマは「環境の保全」について取り上げていただきたい。
7)各クラブで SDGsフォーラムを開催していただきたい。

ロータリー財団の7つの重点分野と重なる部分がたくさんあり、奉仕活動のきっかけが見つかるのを期待します。

8)数値目標

・会員増強 各クラブ会員純増1名以上

・寄付   ロータリー財団 年次基金   一人150ドル以上

              ポリオプラス 一人30ドル以上

      米山記念奨学会 一人16,000円以上

第3期 戦略計画(2020―2023年)

2022-2023年度 地区戦略計画委員会
委 員 長 パストガバナー 田中 久夫
副委員長 パストガバナー 山田 邦子
委  員 パストガバナー 森田 高史
委  員 直前ガバナー 足立  進
委  員 ガバナー 中野 正美
委  員 ガバナーエレクト 保坂 充勇
委  員 代表地区幹事 栁田 秀男

地区内全45ロータリークラブ

2019年、国際ロータリー(RI)は、「ビジョン声明」と今後5年間の「行動計画」(Action Plan)からなる新しい戦略計画をスタートしました。

私たちの第2840地区では、これまでRIの戦略計画に呼応し、地区とクラブは連携して戦略計画策定とその実践に力を入れてきました。

2013-2016年には「クラブを元気にしよう」をスローガンとした第1期戦略計画、2017-2020年には「魅力あるクラブをつくろう」をスローガンとした第2期戦略計画に取り組み、大きな成果をあげることができました。

2020年は、私たち第2840地区の創立20周年、日本のロータリーの100周年を迎える大きな節目の年でもあります。

私たち地区とクラブは、これまでの活動成果を踏まえて、希望に満ちた将来像(ビジョン)をかかげ、地区内のすべてのクラブが意欲を持って取り組める新しい行動計画を策定し、活力と活気に満ちたより魅力あるクラブになることを宣言します。

ビジョン
「地域社会とともに生きる
元気で魅力あるクラブを実現する」

私たちは、世界的ネットワークである国際ロータリーの一員として、世界的課題の解決と世界平和への貢献とともに、地域社会に根ざした課題解決に役立つ奉仕(Service)を実践する元気で魅力あるクラブを実現します。

行動計画(2020―2023年)

クラブの戦略計画の実践

クラブは、自らが策定した戦略計画に基づいて行動しよう。

クラブは、毎年戦略会議を開催しその成果を確認しよう。

  1. ロータリーの5つの中核的価値観の尊重

    私たちは、ロータリーの5つの中核的価値観(奉仕・親睦・多様性・高潔性・リーダーシップ)を自らの生き方として体得し、行動しよう。

  2. 会員組織の強化

    クラブの会員組織強化計画に基づき仲間を増やしロータリーを楽しもう。

    会員規模は地区で2,250名(各クラブ年間純増1名以上 年50名×3ヶ年)、女性会員225名(10%)を達成しよう。

  3. ロータリーの学習と知恵の共有

    地区やクラブが実施する地区行事・各種セミナーに積極的に参加し、ロータリーの理念や歴史、奉仕の実践事例を学び、知恵と情報の共有をしよう。

  4. 財団補助金の活用

    すべてのクラブは毎年度地区補助金事業を実践しよう。

    すべての分区はグローバル補助金事業を申請するクラブを出そう。

  5. 寄付の充実

    ロータリアンは奉仕活動の資金として寄付に協力しよう。

    • ロータリー財団に毎年一人150ドル以上
    • ポリオプラス基金に毎年一人30ドル以上
    • 米山記念奨学会に毎年一人16,000円以上
  6. 公共イメージの向上

    ロータリアンは社会のリーダーとして地域と共に良いことを広め、ロータリーの魅力を知らせよう。