当地区は、R財団に対して、毎年3,000万円近い寄付を実践しております。これは会員一人一人が毎年150ドル以上の寄付を目標として実現されてきたものであります。
2012-2013年度より新制度となり、3年後にその1/4(約750万円)が地区補助金として、また同様に1/4(約750万円) がグローバル補助金として利用することが、制度として担保されております。
当地区は、2013-2014年度より「ロータリー財団ハンドブック」を発刊しております。
他地区から発刊されているハンドブックが、比較的財団発表の構成で編纂されているため、当地区としては可能な限りクラブ目線に立って、「寄付と補助金活用の峻別」「地区補助金とグローバル補助金の申請実務の手引き」という2つのコンセプトで、本年度も実践的なハンドブックを発刊したいと考えております(3年目)。また、地区内に充分敷衍した地区補助金の活用促進を一層企るとともに、活用が停滞しているグローバル補助金の有効利用について推進していきたいと思います。
Ⅰ 地区補助金(DG)
- 2015-2016年度に実施される奉仕プロジェクトの管理
前年度、計画・申請された、41クラブ、41プロジェクトが着実に実施され、適正に報告書の提出が行われるよう手続きをすすめたい。
- 2016-2017年度の地区補助金の申請・審査
前年度、46クラブ中41クラブ(89%)から申請をして頂きましたので、生方ガバナーの方針に則り、全クラブから申請して頂けるよう努めて参りたいと思います。
Ⅱ グローバル補助金(GG)
新制度下1年目には、2件の申請があり、29,773ドル(約297万円)、2年目は、1件の申請4,000ドル(約40万円)、3年目である前年度は2015年4月現在2件の申請21,000ドル(約247万円)がありました。
当委員会としては、前年度、実施地を福島県とする独自の企画を立案し、第2530地区を訪問するなどアプローチを行ってきておりますが、同地区の事情等もあり、必ずしも早期に成果が出せる状況にはありません。
グローバル補助金は、6つの重点分野が特定されており国際プログラムでもある為、プロジェクトの立案や、英語を中心とする申請手続き等、相当なパワーが必要となります。
当委員会としては、引き続き第2530地区へのアプローチを行うとともに、地区内クラブに情報を提供し、各クラブの姉妹提携先や、米山奨学生、青少年交換学生、財団奨学生等へのアクセスを推奨し、プロジェクトの申請を喚起して参りたいと思います。
年次寄付・補助金サイクル図(PDF)
2015-2016年度DDF収支予算(PDF)
地区財団活動資金(DDF)収支実績表(PDF)