地区拡大・職業奉仕

紙に印刷してお読みになりたい方は、こちらから

ホーム ガバナーメッセージ RI・Pガバナー・AG クラブ奉仕委員会 社会奉仕委員会 国際奉仕委員会 新世代委員会 R財団委員会 米山奨学委員会 地区拡大・職業奉仕 諸行事他 クラブ便り他 月信さよなら号 
 
2001年8月4日(土)高崎ビューホテル
<会員増強・退会防止と地区拡大セミナー>
 
■特別講演(新クラブ設立について)

特別代表   
 町田 常雄
 
 清ガバナーより、新クラブ設立について説明するようにとの厳命がありましたので、厚かましくも参上いたしました。元よりその器ではありません。聞き苦しいところはお許し頂きたいと思います。
 「新会員50名、不況の中よくあつめられたネ」と、その集め方について問われますが、要はやる気があるか無いかだけです。
 不況だからやれないと思う人はやれない。不況でもやらなければならないと思う人はやれる。私にはやらなければならない事が二つもありました。
 一つは、ガバナー輩出クラブだから、それなりのクラブを作らなければならないと云う事と、ここでやらなければ私のメンツが廃ると思ったからです。その事については後で触れますが、世の中手の届かないような事に挑戦し、見事栄冠を勝ちとった人が沢山おります。
 若い時どなたも身に覚えがあったと思いますが、歯牙にもかけてもらえなかった高嶺の花でも、どうしても射落としたいと念ずれば知恵を絞り猛烈にアタックしたでしょう。そして念願かない射とめた時の感動と満足感、新会員を獲得するそれだって同じ事、その手でゆきましょう。先ず誰を推薦するか決めて下さい。決めたら恋人と思って突撃して下さい。一人落としたら次へと、そんなに推薦者はいないよではなくて、輪を広げて下さい。すぐ側に女房、長男、長男の嫁だっているではないですか。犬の散歩に行ったって目につくお店や会社もあります。勇気を出して訪問して下さい。私はこの方法で何人かの新会員を獲得しました。でも個人の力には限りがあります。藤岡R・Cが総力を結集して新クラブを設立する、之が最も望ましい姿です。
 お手許に配した「新クラブ設立についてのお願い」(※別紙)出来上がってしまえば大した事はないのですが、書いては消し随分と神経を使いました。若しこの呼びかけが失敗すれば新クラブ設立にひびが入る、当らず障らずで無記名にすれば真の声は聞けない。試行錯誤の末この様な案を纒め各会員の自宅に郵送しました。当時の雰囲気からして回答は20%位か、それ位集めればいいのではないかなとも云われ、それでは困るので特別代表の挨拶とも云える年賀状を添えて、再度お願い致しました。この年賀状の文面、スタート時の藤岡R・Cの状況を素直に伝えていると思います。

 そして一月末になり、待ちに待っていた回答が集まってきました。回答は37、会員数62名ですので回答率は59.6%。
 
入会可能の人 15名 24%
勧誘中の人 31名 50%
推薦したが連絡してない 38名 61%
推薦なし 1名
 
早速この回答を参考にして会議を重ねました。5月18日第7回の準備委員会で、女性11名、男性39名合計50名の新会員によるクラブが誕生いたしました。クラブ名は藤岡南R・C、新会員の希望により決定しました。
 多くの皆様の御協力を頂き目標を達成した今、とても嬉しく思っておりますが、ロータリーアンの急激な減少、この侭では消滅するクラブだって出てくるでしょう。愈々拡大増強委員の出番です。頑張って下さい。
 この様な時に「女性会員100人目標」清ガバナーの大ヒットと高く評価致したいと思いますが、伝統のあるクラブ程その受入れを渋っていると聞いております。この事実を諸外国ではどの様に思っているのでしょうか。男性の今日あるのは女性なくしてあり得ない事、一考を要すると思います。
 「女性会員の入会」6年前私が会長をしていた時、初めて二人の女性に入会してもらいました。お二人共クラブには協力的で、今では男性会員をリードしています。新会員獲得につきましても、女性会員を一名づつ推薦して頂きまして、女性会員10名以上の目標に大きく貢献しております。
 少しタイムスリップ致しましたが、お二人に入会して頂いた年は15名の増強が出来た輝かしい一年でした。その一年前、市民との温度差を感じた当クラブが、一般市民を対称にアンケート調査を行いました。ロータリークラブとはどの様なクラブと思いますかの問いかけに、『社会奉仕団体である』が一番多かったので安心しましたが、『昼食をする団体』迄はいいとして、『暇のある社長族の遊びの会である』には参りました。市民と遊離しているクラブ、理解してもらうには市民参加のイベントしかないとの結論に達し、大きなイベントを二つ実施しました。一つは阪神タイガース佐野コーチを招き開催した少年野球教室、もう一つは麻薬防止の為のチャリティーカラオケ大会、二つとも大成功、市民から喝采を受け15名の増強が出来たのです。でも大きなイベントを二つ共やらされた可哀想な実行委員長がおりました。実は当時会長エレクトだったそこに鎮座しております茂木幹事だったのです。2大イベントをやれるのは貴方しか無いと私に口説かれ黙って引受けてくれたのです。因果応報、私に特別代表をさせるべく使者としてやってきたのが茂木幹事、かつて私が言った言葉と全く同じ言葉を述べられ引き受ける羽目となりました。上層部は人の動きをよく把握しております。使者一人を遣わすにしても知恵を仂らかせております。誰とは申しませんが、時には法衣に身を纒い慈愛の眼差しで巧みに人事を進める、か弱い私は軍門に下り特別代表を引受けた次第です。つくづく考えてみるに同級生の半分は戦死、今の私は御負けの人生、嵌められてちょっぴり悔しさもありますが、ここでやらねば男が廃ると決意したわけです。身から出た錆とでも申しましょうか、今は新クラブが誕生してホッと安堵しております。本日は私の拙たない話を静かに聞いて頂きまして誠に有難うございました。
 最後にクラブを拡大するに当り、この事だけはしっかと腹に収めて下さる様お願い致します。
 クラブの会長は、拡大について可能か不可能かを協議する前に、中核となる執行会員がいるか。設立準備委員会を編成できるか。資金的準備に不安がないか。そしてパスト会長の意見を参考にし、こうした予備段階を綜合的に検討した上で、可能か不可能かを協議するよう経験上お勧め致します。はじめに不可能と結論づける事は、ロータリーの精神に反するのではないでしょうか。
 大分生意気な事を云ってしまいましたが、やれないではなくて、やって頂きたいのです。
 終りに、藤岡南ロータリークラブの誕生にお力添えをいただきましたスポンサークラブ、9名の新クラブ結成委員、ガバナースタッフ、報われませんでしたが遠方より新会員を推薦して下さいました藤木AG、松嶋拡大委員長に感謝申し上げ、新クラブ設立についての講演を終りたいと思います。有難う御座居ました。
 
<会員増強・退会防止と地区拡大セミナーの原稿より>
 
ショク       カイ          
ギョウ        
ショウ     イン    
ブン       サマ
ルイ       メイ          
新クラブ設立についてのお願い
特別代表 町田 常雄
 年末年始を控えてご多忙のところ誠に恐縮ですが、次の事項について御回答いただきたく
お願い申し上げます。
貴会員のこの回答が、新クラブ設立について重大な資料となります。
是非とも御協力いただけます様お願い申し上げます。
1.あなたの所属している職業小分類の中より、新クラブに相応しい人を1名推せんして下さい。
  該当者不在でしたら、大分類の中より1名堆せんして下さい。
  (小暮年度のクラブ現況報告書 P43参照)
2.2001年1月31日までに必ず回答をして下さい。
  入会可能の方は可、勧誘中の方は勧、推せんしたい人がいるが連格はとれてないは未、
  該当するするところに○印付けて下さい。
ショク       会社 カイシャ メイ        
ギョウ              
ショウ     カン 代表者 ダイヒョウシャ  
ブン       メイ        
ルイ     ジュウ   トコロ  
          TEL        
ショク       会社 カイシャ メイ        
ギョウ              
ダイ     カン 代表者 ダイヒョウシャ  
ブン       メイ        
ルイ     ジュウ   トコロ  
          TEL        
3.職業分類に関係なく、取引先や友人知人の中に、推せんしたい人がいましたら記入して下さい。
                   
   
   
   
   
                   

 
■ガバナーメッセージ

パストガバナー重田 政信   地区ガバナー清 章司 : 提案
 
 
韓国3710地区との「友好クラブ」締結のおすすめ
 
 

この度、韓国3710地区の金 成洙・直前ガバナーから書簡をいただき、我々の2840地区と同地区との姉妹地区提携のお申し出がありました。
 アジア各国との国際交流の重要性が叫ばれている昨今、この金・直前ガバナーのお申し出は、まことに有り難いお話でありますが、今は地区大会を目前した時期でもあり、これから地区レベルのロータリー友情交換を実施するには時間的に間に合わないことから、地区レベルの友好地区締結は将来の検討課題とし、差し当たって日韓両地区の各クラブレベルにおける友好を推進することになりました。
 韓国は日本と一衣帯水の間柄にあることから、今後一層の交流が望まれます。また太平
洋やアジア大陸を超えての交流が地理的にも経済的にも大きな負担が伴うのに比べ、隣国との交流は多くの点で利点がありますので、このチャンスを利用し、新たに友好クラブを持とうとお考えのクラブや、既に外国に友好クラブをお持ちであっても、この際に隣国との友好を考えようとされるクラブにとりましては、今が絶好の機会であると思われます。
 3710地区は日本からの至近距離にある韓国の東南隅に位置して、光州(クワンチュ)や木浦(モクポ)などの都市を擁し、クラブ数55、会員数は1,895人(2001年6月現在)という小地区でありますが、GSEなどの国際交流には大いに力を入れ、また地域社会に対する奉仕も立派な業績を上げています。日本では2610地区の富山西ロータリークラブなどが3710地区のクラブと友好提携をしています。

 韓国3710地区との友好交流をご希望のクラブは、ガバナー事務所にお問い合わせ下さい。

 
 
■「職業奉仕月間」に寄せて

RI2840地区職業奉仕委員長
金井 功(高崎セントラルRC)
 
 10月は職業奉仕月間で各クラブではそれぞれ恒例の行事が行われている事と思います。その事は決して悪い事ではありませんが、その年度の会長、幹事、委員長はもう一工夫し何種類かのスパイスを加えてマンネリでない行事を行う事をお願い致します。 金井 功
 

 職業とは生活の糧を得るための利潤の追求を目的としています。しかし職業は実は人間が社会生活を営むために必要な業務を分担することであり、その報酬として利潤が与えられるのです。そこで、責任と誇りが生まれてきます。職業奉仕の理念は正にここにあると先輩より教わりました。

職業奉仕は理解がむずかしいと言われますが、自分の職業をまじめに一生懸命努力する事だと思います。その事が社会に人類に奉仕する事だと思います。本年度のテーマ「人類が私たちの仕事」そのものです。
 

 本年度の職業奉仕委員会としては、学校が平成14年度から週休2日になり総合的な学習が注目されてまいりました。即ち各学校は知識だけを教えるのではなく、家庭や地域と共に横断的、総合的な学習や生徒の興味、関心等に基く学習など創意工夫を生かした教育を行い、自然体験や社会体験を通して「生きる力と豊かな心を育てる」教育を目的としています。
この様な方向にある学校教育に私たちロータリアンも重大な関心を持たなければならないと思います。これからの若い学生に正しい職業意識を持たせる必要があります。一部の地域では学生を各企業に体験学習として数日間勉強する機会を作って教育しています。こうした事を当委員会としても勉強し、各クラブでどの様に対応するか研究する必要があると思います。そのためにも群馬県教育委員会の学校指導課課長 今野秀克氏の講演を企画しています。たくさんの委員長の参加を期待しています。これからの職業奉仕委員会の活動の参考になると思います。

 
 
■職業奉仕委員会
  
期日・時間 平成13年9月6日  PM6:30
会場 高崎ビューホテル
テーマ 2001〜2002年度 職業奉仕委員会開催について
出席委員 金井大委員長 ・ 須永小委員長 ・ 金田委員 ・ 中村委員
清ガバナー ・ 萩原副幹事
出席会員数 委員会(4名) ・ 事務所(2名)
登録料 なし
決議事項
協議事項
子供達に社会体験学習をさせる為に、講師を招いて委員会を開催する。
 
@ 開催日時 2001年10月10日(水)PM 6:00 登録・食事用意有り
    PM 6:30より講演
     
A 場所 高崎ビューホテル
     
B 講師 群馬県教育委員会学校指導課 今野 秀克課長
     
C 式次第 司会 須永小委員長
    開会挨拶 金井大委員長
    挨拶 清ガバナー
    講師紹介 須永小委員長
    講演 今野 秀克課長
    謝辞 金田委員
備考
食事代(1人 ¥1,500円 消費税別途)(45クラブ・地区委員参加→委員会費用)
高崎セントラルR.C.メイク予定
講演後講師慰労会(地区委員・事務局参加)
講師礼金 ¥10,000円(台付にする)
      

 

      

 
 
■職業奉仕委員会
  
期日・時間 平成13年10月10日 (水)  PM6:00〜PM8:00
会場 高崎ビューホテル
テーマ 最近の教育の動向について講演会
 (講師)群馬県教育委員会学校指導課長 今野 秀克
出席委員 清ガバナー ・ 担当2年AG 小須田寿太郎 ・ 大委員長 金井功 ・ 小委員長 須永武兵
委員 金田悦郎 ・ 各クラブ委員長 ・ 高崎セントラルR.C変更例会 ・ 副幹事 萩原幸夫
次年度副幹事 藤掛幸四郎 ・ 事務局 石井順子  
出席会員数 地区役員 7名 ・ 各クラブ委員長 30名 ・ 高崎セントラルR.C 30名 ・ 事務局 1名
講師 1名
登録料 なし
講演内容
須永ボランテア委員長の司会で始まり、金井大委員長挨拶・講師のプロフィールを司会が紹介して、今野課長様の講演に入りました。教育改革・開かれた学校・体験学習の重視・高校教育改革等県で取り組んでいる事、又、今後進めようとしている事について講演され、その中でロータリークラブの皆さんの協力を御願いされました。
次いで、清ガバナーの挨拶。内容は学校の先生の答えは1つ・R.Cの答えはいくつもある。
その中で「役に立つ答えで教育に役に立てれば」と話され、各クラブの委員長は今日のテーマを持ち帰ってディスカッションを重ねて今後の活動に生かしてほしい。
最後に金田委員より謝辞を述べる中で、高崎市のやるベンチャーを体験され感じた事を発表し閉会しました。
備考 講演会後、地区役員で反省会を行いました。