米山奨学委員会

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主催者  米山奨学委員会
期  日  01.6.30     15:00〜
会  場  前橋 ・ 東急イン
出席者  学友会会員  25名    役員・委員  7名
テーマ  第1会総会  決算報告 ・ 活動報告
 役員委員人事引継ぎ
 

新 年 度  奨学生推薦指定校  7校    推薦員数  39名
(01〜02)

2840地区学友会役員 ・ 委員選出

 

高木貞一郎 委員長 廣田誠四郎
評議員 関口   隆 委  員 浅川  達郎
清   章司 布施  光一
矢野   亨 佐々木  裕
実務担当者 萩原  幸夫
 

学友会  活動予定 01.10より米山月間卓話協力   各クラブ訪問

※クラブ米山奨学委員会  希望クラブは地区米山奨学委員会へ申し出
                  (ガバナー事務所宛て)


米山奨学委員会からのお願い

 

 新年度は18名の奨学生を迎え5月にオリエンテーションを済ませ、昨年からの継続者7名計25名の学生は勉学に励んでおります。世話クラブの皆様、カウンセラーの方々にはとりわけお世話になります。
この地区のメンバー全体で米山奨学生を支えていただいております、皆様にご寄付いただいたものがすべて反映され毎年の採用学生数を決定します。今年度は会員1名当り18,000円、地区では2500名で4,500万円を寄付目標と致しました。経済厳しき折大変ですが、各クラブの委員長さんを中心にご協力お願いします。

 今年度初めて「世話クラブ」を引き受けていただいたクラブも多く、次年度には当地区すべてのクラブが「世話クラブ」の経験をするべく計画を立てております。未だ一度も経験のないクラブの方々、是非、米山奨学委員会に注目して次年度の準備に入って下さい。

  米山記念奨学会の目的 ・ 寄付金等の詳細については各クラブの米山委員長さんに『米山ワークブック』をお渡ししてあります、ご相談下さい。


  どうか、この一年、宜しくご協力、ご指導お願い申し上げます。
 
第1回 米山奨学委員会
 
項   目 内   容
期日・時間 平成13年 7月 5日 PM7:00
会   場 高崎ラ・ペスカ
テーマ 2002年度米山奨学生募集について 
出席委員 広田誠四郎 ・ 浅川達郎 ・ 布施光一 事務局:石井順子 副幹事:萩原幸夫
出席会員数 3名
決議事項
協議事項
@ 2002年度米山奨学生募集要項について
・2002学年度募集から大学推薦制度が施行され、募集及び申し込みは、
 大学の留学生奨学金担当者を通して行われます。
・地区から米山へ指定校等の報告締切 2001年 7月12日
A 米山寄付増進について
・目標金額 1人当たり ¥18,000円
・各クラブの米山寄付状況を9月以降毎月大委員長に報告する。
・棒グラフ等を作成して月信にのせる。
B その他
・布施さんよりカウンセラーとして受け持った留学生が問題を起こした経過を話され今後色々と検討を要する。

 

   2001年8月12日  第2号
 
 ■RI2840地区 よねやまだより
1. 2001年製作 『よねやまとの絆』ビデオを各クラブに配布してあります。出来れば9月中の例会でご覧戴き10月の米山月間の動機付けにしていただければと思います。
なお、感想をガバナー事務所 FAX:0274−40−2841迄お寄せ下さい。
 
2. 本年度の米山奨学生の募集(10月1日〜7日:大学より一括受け入れ)は全て大学からの推薦を受けた学生のみという大きな変更がありました。
現在、各大学事務局に募集要項が配布されて推薦者の選考に入っています。
 
3. 本年度の地区内 指定校及び非推薦者数
  2002年−2003年度 新規受け入れ奨学生数 13名
    同     同            非推薦者数 39名(競争率3倍)
 
  大学名  
   
  共愛学園前橋国際大学  2名
  群馬大学 13名
  群馬県立女子大学  2名
  上武大学  2名
  高崎経済大学 12名
  東洋大学  6名
  前橋工科大学  2名

39名    以上
 
 
■米山奨学月間によせて

米山奨学委員長
廣田 誠四郎
  
@ 今年度当地区でお世話している米山奨学生は新規受給者が18名、継続受給者が6名の合計24名(他に1名で辞退)。皆様のお陰で全員元気に勉学に励んでおります。 廣田 誠四郎
A 来年度の奨学生の選考方法がすべて大学推薦制度に変わりこの10月7日で米山奨学会での受付終了をしたところです。因みに来年度の奨学生募集枠は当地区は13名、そしてこの13名の新しい奨学生は全員を、まだ世話クラブを経験していないクラブにお世話をお願いさせて戴く予定です。その事によって多くのクラブが新たに米山奨学生をお世話をいただく事になり、この奨学金制度をよりご理解いただけるものと確信しております、各クラブには後日改めてご案内を出させて戴きますので、どうぞよろしく。
B 今年度の寄付金納入については景気低迷にも拘わらず(8月末現在)全国ベースで前年比104%(13,568千円増)、当2840地区では地区ベースで154%です。この数字は例え単月とはいえ地区別全国一の数字を記録しました。ダントツの高崎北クラブを桐生、桐生赤城クラブが追う形に、その後を太田南、館林東クラブが続く、とても興味のある展開になりそうです、これからの数字の出方に注目しましょう。
C 新しい表彰制度がスタート。<クラブ創立記念特別寄付表彰制度>は8月30日の理事会で正式承認。早速2510の札幌南クラブから45周年記念として20万円の寄付がありました。クラブ創立を記念して1回10万円以上の特別寄付をしたクラブは寄付金の納入年度の翌年の米山奨学会の理事会で感謝状が贈呈されます。2840地区ではどこが一番に登録されるか、対象クラブはすぐご検討を。
   
2840地区は、寄付金納入額前年比伸び率、日本一を記録しました。
   
高崎北クラブは、昨年実績の10倍の挙績です。
 
 
 
■米山奨学委員会
 
期日・時間 平成13年9月8日(金)  AM11:00〜PM2:30
会場 高崎メトロポリタンホテル
テーマ 2001〜2002年度 米山奨学委員事業報告及び事業実施方法等の協議
出席委員 清ガバナー・塩野2年AG(米山財団担当)・萩原副幹事・片貝次年度副幹事
広田大委員長・浅川小委員長・布施委員・佐々木委員・金澤事務局
出席会員数 委員会(4名) ・ 事務所(4名) ・ オブザーバー(1名)
登録料 なし
決議事項
協議事項
報告 @ ユ・ビン(上武大学)
→米山辞退届(群馬・境)受理 【布施】
  A 今年度奨学生一覧 
  B 2000年度地区別寄付金一覧(前年度比較)
【浅川】 
  C 2001年度8月現在クラブ別寄付金一覧
寄付を2ヵ月に一度集計し、状況を順位付けで月信に掲載
  D 大学受付窓口の現状
協議 @ 寄付金増進への方策は→目標(1人 ¥18,000円)
奨学生・学友会員・奨学委員の卓話(分区毎に)
    委員長名で各クラブにメッセージを送る
  A カウンセラーの役割とカウンセラー研修会実施について
    奨学生受入クラブを指名後研修会を開催する
  B 奨学生の募集・選考(大学推進制度) 面接について 【広田】
    面接選考予定日 2002年 1月26日 PM2:00〜打ち合わせ会議
    1月27日 面接 <1泊2日 高崎メトロポリタンホテル>
  C 大学と地区役員の接触/課題
    米山奨学の趣旨説明を各大学より2名(担当者)参加して頂き行う
  D 今後(2001年度)の地区運営/行事予定
  E これからの米山の方向性・地区の方向性
  F 資料・グッツなど(米山月間に向けて)
    ビデオテープを各クラブに配布し啓もうする
  G その他
      

 

   

 
■ハイライトよねやま <18>

(財)ロータリー米山記念奨学会
2001年10月5日発行
 
 
1. 大学推薦制度の課題

ご存じですか…米山奨学生募集(2002年4月採用)では「大学推薦制度」が全国35地区で施行されています。この制度は、地区選考委員会で大学を指定し、指定校から米山奨学生にふさわしい留学生を推薦してもらう制度です。この制度の重点課題は、地区と大学の関係強化にあります。(1)地区内の大学がどんな特長をもっているのか、(2)研究分野の内容・質の充実性 (3)留学生在籍状況 (4)留学生への支援体制はどうか…など、大学の実情を把握することで、地区の奨学生支援の方針を具体的に示すことができ、大学と連携した留学生支援体制を固めることができます。また、大学担当者にロータリー活動をはじめ米山奨学金制度の理解を促すことは、ロータリアンとしての基本的な広報活動でもあります。
 ここに、大学との関係づくりへの一歩を踏み出した地区の例を紹介します。

2590(神奈川県川崎・横浜)地区は、8月下旬に指定校14校を対象とした「大学推薦制度説明会」を開催しました。出席校は12校14名。「ロータリー・クラブや米山奨学制度のことが良く分かり理解が深まった」「夏休みが9月末までなので申込期限を遅くしてほしい」「今後も説明会を続けてもらいたい」…これは当日のアンケートの一部です。
2780(2590地区以外の神奈川県)地区では、昨年から地区米山委員会役員・委員による大学訪問キャラバン隊が編成され、大学推薦をはじめ地区の選考委員会が奨学生に求めるものを説明し、そして大学の留学生事情・特長などを聴き取る活動を行っています。
 
2002学年度奨学生募集における指定校の現状
 全国にある大学および大学院大学の全650校のうち、369校が指定校となりました。「地区からの選考基準の有無」に関しては、35地区のうち14地区から提示がありました。「大学院在籍学生」「医学系の学生」「ユニークな研究分野の学生」の優先的な推薦、また、「中国籍の学生の割合を30%以内に」などが主な基準です。今後は、大学の特長や大学の魅力をとらえた内容が期待できます。例えば、他の大学の追随をゆるさない研究「癌研究」「宇宙科学」「国際開発」「地域研究」などに特長をもつ大学に対しては、研究科を絞った支援が大学の魅力創りへの後押しともなり、適切な支援ともなるでしょう。(栗原)
   
2. 文部科学大臣表彰、受賞決定
 このたび文部科学省より通知があり、当会が留学生交流功労者として、文部科学大臣表彰を受けることになりました。全国ロータリアンのご努力の賜です。記念式典は2001年11月2日(金)東京お台場、国際研究交流大学村 東京国際交流館プラザ平成国際交流会議場にて行われます。当会から、島津久厚理事長が出席する予定です。
   

(財)ロータリー米山記念奨学会
105-0011 東京都港区芝公園2-6-3 abc会館ビル8階
Tel03-3434-8681  Fax03-3578-8281

 
 
■ハイライトよねやま <19>

(財)ロータリー米山記念奨学会
2001年10月29日発行
 
 
1. 2001年度、寄付状況報告

2001-2002年度がスタートし、3ヵ月が過ぎました。9月末寄付金累計は、普通寄付233,254,900円(前年度比2.12%増)、特別寄付181,337,467円(前年度比4.63%減)合計が414,592,367円(前年度比0.94%減)でした。
普通寄付は、年額一括で納めるクラブが多かったため前年度を上回っていますが、特別寄付は昨年を下回り厳しい状況です。しかし、明るい話題としては2760地区で現在米山奨学生のカウンセラーをされている方から1千万円の大口寄付がありました。
 また、2001年8月に理事会・評議員会で承認された「クラブ創立記念特別寄付」は反響が大きく、2000年度表彰されたクラブへの感謝状贈呈が地区大会やガバナー公式訪問等の行事でとり行われております。今年度も9月末で6クラブからのご寄付がありました。中でも2760地区新城ロータリー・クラブからは、35周年記念として100万円のご寄付がありました。
 なお、功労者の表彰は、昨年7月から魅力ある表彰制度として表彰品が変わっております。
30万円で功労者は終わりではなく、2回目以降もご寄付は続くことを広くPRをして頂きますようお願い申し上げます。(羽白)

 
2. 元米山奨学生が台北駐大阪経済文化弁事処処長に

元米山奨学生 羅 坤 燦氏が、「台北駐大阪経済文化弁事処」の処長に就任しました。国交がない台湾にとって、いわば関西での総領事にあたります。羅氏は、明治大学大学院で法学を学んでいた1979年から1年間、米山奨学生となりました。1981年に台湾の外交部(外務省)へ就職。東京の台北駐日経済文化代表処顧問などを歴任後、昨年10月から現職に就いています。1月28日付け産経新聞のインタビューでは、「台湾の産業を支える上で、IT分野は重要だ。日本企業と合弁し、研究開発の協力態勢を築ければと考えている」と意欲を語っています。
 羅 坤 燦(らこんさん)氏:奨学期間は1979年4月〜1980年3月、明治大学大学院修士課程修了。世話クラブは東京港南RC。

   

(財)ロータリー米山記念奨学会
105-0011 東京都港区芝公園2-6-3 abc会館ビル8階
Tel03-3434-8681  Fax03-3578-8281

 
 
■米山奨学委員会報告

米山奨学委員長
廣田 誠四郎
 
 
2840地区米山奨学会寄付上位一覧(2001〜2002)
2001.9.30現在
順位 クラブ 7月末(円) クラブ 8月末合計(円) クラブ 9月末合計(円)
1位 桐生 751,000 高崎北 1,606,500 高崎北 1,606,500
2位 高崎東 226,000 桐生 891,000 桐生 941,000
3位 高崎北 196,000 桐生赤城 557,000 桐生赤城 557,000
4位 太田 148,000 太田南 483,000 太田 508,500
5位 高崎 129,000 高崎東 416,000 太田南 483,000
6位 富岡 120,000 太田 388,500 高崎東 436,000
7位 渋川 118,500 館林東 376,500 高崎南 395,000
8位 前橋東 114,0 00 高崎 219,000 館林東 376,000
9位 伊勢崎 111,000 前橋北 194,500 渋川みどり 299,000
10位 桐生西 106,500 前橋 147,000 大泉 261,000
  地区合計 3,898,500 地区合計 7,819,000 地区合計 8,955,800
 
9月末で特別寄付のないクラブが25クラブあり、是非一人一人が少額でも結構です。
(1万円から)どうぞ全員の登録をお願い申し上げます。
9月末、ランキング入りしていない前橋6クラブ、沼田2クラブの動きが気になるところ。
個人の過去累計は橋本力氏(太田)が米山功労者を7回受賞、4回が吉田忠男(桐生)、笹川勝正(桐生南)、斉藤純雄(前橋)、飯塚寿人(太田)柳田 清(太田) 相良昌明(藤岡北)各氏と続く。
米山法人、特別法人も10社ほどある。

 

  

 
 
■ハイライトよねやま <20>

(財)ロータリー米山記念奨学会
2001年11月9日発行
 
ニュース
1.留学生受入れ制度100年記念式典の報告 〜ロータリー関係者に功労賞が授与
明治34年、当時の帝国大学などに留学生を受入れるための「文部省直轄学校外国人特別入学規定」制定され、58人の留学生を受入れて以来100年が経ました。文部科学省は、留学生受け入れ制度100年を記念して、去る11月2日、東京の新名所お台場に完成した国際研究交流大学村で記念式典を開催しました。記念事業の一環として、天皇、皇后両陛下のご臨席のもとに,遠山文部科学大臣から留学生の受け入れ・交流に顕著な功績があった留学生交流功労者に対して表彰が行われました。米山奨学会は、全国にある奨学団体の中から選ばれ表彰を受けました。この表彰は全国12万人のロータリアンの長年の地道な奨学生支援に対する表彰であります。皆様と共にこの栄えある表彰の喜びを分かち合い、今後とも手を携えて、米山奨学事業がますます充実、発展することに尽力したいと思います。表彰式には、島津久厚理事長が参加しました。
 また、同上の表彰式で、米山奨学会と別に、個人で顕著な功績があった18名の中に、金子千侍氏(秩父RC)また、団体表彰71団体の中に、岡崎南ロータリークラブ(国際ロータリー第2760地区)が表彰を受けられました。米山奨学生の支援に加えて、地方自治体や大学等と協力して留学生支援活動を続けられているロータリー関係者に、敬意と心からのお祝いを申し上げます。  (宮崎)
   
2.JAFSA(国際教育交流協議会)カウンセリング研修報告
 11月2日、JAFSA*主催の「留学生担当者のためのアドバイジング・カウンセリング実務」研修会が、京都市内のぱ・る・るプラザ京都で開かれ、米山奨学会事務局員が参加しました。大学の留学生担当者向けの内容でありましたが、米山奨学会としても共感できるものがありました。参加者全員が関心をもっている「非専門家でも援助はできるのか」という質問に対して専任講師から、(1)相談相手を受入れること、(2)「カウンセリング」という問題解決へ導くための援助、(3)「アドバイジング」という情報提供による支援などの基礎知識を修得することで、非専門家でも援助できるという回答があり、受入れる側の積極的態度がカウセリングの要であることが認識できました。    (西辻)
 
JAFSA:国際教育交流協議会(大学・留学生奨学団体で組織される協議会)
    
セミレポート
在日留学生数7万8,812人:文部科学省発表

文部科学省は、今年10月に「留学生受入れの概況」(2001年5月1日現在)を発表しました。在日留学生数は78,812人、対前年度増加率14,801人(23.1%)と過去最高を記録し、なかでも中国からの留学生が44,014人(11,717人、36.3%増)という大幅な伸びを示して、全体の55.8%を占めています。日本における留学生受入れは、1983年に日本政府が提言した「留学生受入れ10万人計画」に端を発しますが、政策開始から1992年までの10年間の成長期(留学生数1万人〜5万人台)と、1992年以降5万人台で伸び悩む1998年までの7年間の低迷期に分けられます。近年、この低迷期を乗り超えようやく10万人目標達成の兆しが見え始めました。
 文部科学省では、留学生増加の主な理由として、アジア経済の回復を挙げています。また、中国留学生急増に関しては、一人っ子政策を取り始めた時代の子供が大学進学年齢に達し、中国の進学熱の高まりに見合う教育機関が十分整備されていない点から、漢字圏である日本への流出が増えた、と分析しています。

学部・短大・高専専修学校の留学生数が大幅増加

大学院

25,146人

1,561人( 6.6%) 増

学部・短大・高専

39,502人

8,890人(29.0%) 増

専修学校(専門課程)

12,324人

3,509人(39.8%) 増

在籍課程別の傾向は、下表のとおり、学部生対前年度比8、890人(29.0%)増加に比べ、
 大学院の増加が対前年度比1,561人(6.6%)と、その数値の低さが目立っています。ちなみに、2001年度米山奨学生は999名ですが、その課程別内訳は、博士51%、修士33%、学部13%、その他3%と、大学院レベルの割合が高いです。米山奨学生に望まれる優秀性は、@学業 A異文化理解 Bコミュニケーション能力 B地域・交流、ボランティア活動への姿勢 でありますが、学業における優秀性の座標が、留学目標の明確な大学院生の採用として現れていると言えます。こうした点からも、対象となる大学院留学生の伸びが期待されます。

国籍

留学生数

構成比

前年度比

中国

44,014

55.8%

11,717人(36.3%)増

韓国

14,725

18.7%

1,874人(14.6%)増

台湾

4,252

5.4%

63人( 1.5%) 増

マレーシア

1,803

2.3%

▲53人(▲2.9%)

タイ

1,411

1.8%

166人(13.3%) 増

なお、国(地域)別の順位は、中国、韓国、台湾、マレーシアと昨年同様でありますが、昨年5位のインドネシアに代わってタイが浮上しています。マレーシアは53名の減少です。中国(44,014人 前年度比36.3%増)が全体の55.8%(昨年50.5%)を占めています。
 現在、米山奨学生採用は「各地区の採用において1カ国が過半数を超えないことを目安とする」としております。現実に、過半数ではなく1カ国30%以内という要望も聞かれます。一方、選考する過程で、ある程度は国籍割合を重視しながらも、個人の優秀性を勘案することにより、1カ国が過半数を超えるのもやむを得ないという意見も聞かれます。米山奨学生採用における国籍割合に関しては、在日する中国籍留学生の増加とその優秀性を含めて、あらためて見直しが必要とされます。(栗原)

 
留学生の受入れ概況                           2001年5月現在参考資料
(文部科学省発表資料より抜粋)
◆留学生数の増加数および伸び率

留学生数

増加数

前年比

留学生数

増加数

前年比

昭和53

5,849

94

1.6

平成2年

41,347

10,096

32.3

昭和54

5,933

84

1.4

平成3年

45,066

3,719

9.0

昭和55

6,572

639

10.8

平成4年

48,561

3,495

7.8

昭和56

7,179

607

9.2

平成5年

52,405

3,844

7.9

昭和57

8,116

937

13.1

平成6年

53,787

1,382

2.6

昭和58

10,428

2,312

28.5

平成7年

53,847

60

0.1

昭和59

12,410

1,982

19.0

平成8年

52,921

▲926

1.7

昭和60

15,009

2,599

20.9

平成9年

51,047

▲1,874

3.5

昭和61

18,631

3,622

24.1

平成10

51,298

251

0.5

昭和62

22,154

3,523

18.9

平成11

55,755

4,457

8.7

昭和63

25,643

3,489

15.7

平成12

64,011

8,256

14.8

平成元年

31,251

5,608

21.9

平成13

78,812

14,801

23.1

  
◆出身国(地域)別留学生数

国(地域)名

留学生数

構成比

中国

44,014
32,297

55.8
50.5

韓国

14,725
12,851

18.7
20.1

台湾

4,252
4,189

5.4
6.5

マレイシア

1,803
1,856

2.3
2.9

タイ

1,411
1,245

1.8
2.0

インドネシア

1,388
1,348

1.8
2.1

アメリカ
合衆国

1,141
1,044

1.4
1.6

ヴィエトナム

938
717

1.2
1.1

バングラ
デシュ

805
800

1.0
1.2

フィリピン

490
477

0.6
0.7

その他

7,845
7,187

10.0
11.3

 計

78,812
64,011

100.0
100.0

  ◆留学生受入れ主要大学

順位

学校名

人数

1

東京大学(国立)

1,982

2

早稲田大学(私立)

1,234

3

京都大学(国立)

1,123

4

名古屋大学(国立)

1,086

5

城西国際大学(私立)

1,049

6

筑波大学(国立)

1,011

7

大阪大学(国立)

936

8

九州大学(国立)

873

9

東北大学(国立)

865

10

拓殖大学(私立)

828

財)ロータリー米山記念奨学会
105-0011 東京都港区芝公園2-6-3 abc会館ビル8階
Tel03-3434-8681  Fax03-3578-8281

 

 
 
■ハイライトよねやま <21>

(財)ロータリー米山記念奨学会
2001年11月27日発行
 
ニュース
1.2002学年度米山奨学金 申込状況速報

2002学年度米山奨学金申込者は1,583人となりました。2002学年度募集から全国施行なった大学推薦制度では、各地区で指定校と推薦人数枠が決定されます。この推薦枠から、申込者数は全国で1,731人を予測していましたが、148人少ない1,583人となりました。
 申込者が予測に満たなかった要因は、指定校に選ばれたにもかかわらず申込みがなかった大学が49校に上ったことです。申込みがなかった理由は「資格該当者なし」が全体の約90%を占めています。またその他の理由として、「資格該当者はすでに他奨学金の受給が決定している」「夏休み明けで学内選考が間に合わなかった」などが挙げられています。来年度以降は指定校を選定するとき、地区の米山理事・評議員・委員長などロータリアンと大学担当者との事前の連絡を密にすることが望まれます。
 国籍別割合では、近年、中国籍の学生が申込者全体の50%以上を占める状況が続き、2002学年度は890人(全体の56.2%)と昨年に比べて3%増になっています。これは日本で学ぶ中国籍留学生が、2001年5月現在で44,014人と昨年より11,717人増加し、留学生全体(78,812人)の55.8%を占めたことが主な要因です。

国籍
米山奨学金
申込者数
構成比
留学生数
構成比
中国
890人 56.2% 44,014人 55.8%
韓国
292人 18.4% 14,725人 18.7%
台湾
166人 10.5% 4,252人 5.4%
その他
235人 14.9% 15,821人 20.1%
1,583人 100.0% 78,812人 100.0%

なお、国籍割合に関しては、米山奨学会から大学に対して「被推薦者数の国籍割合は1カ国30%以内とする」など、地区独自の要望が伝えられています。しかし、大学内選考の時点から既に中国籍学生の割合が高く、推薦する学生の国籍割合にまで配慮できない実情に悩む大学もあります。米山奨学生の採用は1カ国が過半数にならないことを目安としていますが、在日する中国籍留学生の増加とその優秀性を含め、再検討が必要です。
 地区別・課程別および国・地域別申込者数の詳細は、資料1,2をご覧ください。(西辻)

※大学推薦制度:地区選考委員会が大学を指定し被推薦者数を振り分け、指定校から米山奨学生としてふさわしい学生を推薦してもらう制度です。2002学年度から全国で施行しています。

財)ロータリー米山記念奨学会
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Tel03-3434-8681  Fax03-3578-8281

 
<添付資料1 地区別申込一覧表>
地区
地  域
2002学年度
申込者数
課程別人数
新規
採用数
学部
修士
博士
2500
北海道東部
11
0 9 2 4
2510
北海道西部
50
3 24 23 18
2520
岩手
17
1 14 2 2
2530
福島
21
5 15 1 13
2540
秋田
11 1 7 3 6
2550
栃木
32 3 23 6 15
2560
新潟
38 3 20 15 14
2790
千葉
47 8 19 20 24
2800
山形
27 1 19 7 9
2810
宮城
45 1 14 30 16
2820
茨城
78 2 47 29 28
2830
青森
14 4 7 3 4
2840
群馬
36 11 18 7 13
2570
埼玉(西部)
41 14 22 5 20
2580
東京(東北)
121 13 44 64 44
沖縄
沖縄
19 4 14 1
2590
神奈川(横浜・川崎)
63 9 32 22 27
2600
長野
34 7 17 10 12
2620
山梨・静岡
33 6 17 10 13
2750
東京(西南)
96 0 50 46 50
2770
埼玉(東部)
48 8 37 3 24
2780
横浜・川崎以外の神奈川
37 7 24 6 19
2630
岐阜・三重
40(1) 6 19 15 16
2640
和歌山・大阪(大和川以南で柏原市を除く)
46 8 28 10 24
2650
福井・滋賀・奈良・京都
88 15 37 36 31
2660
大阪(大和川以北で柏原市を含む)
83 9 34 40 34
2680
兵庫
37 1 15 21 19
2690
鳥取・島根・岡山
47 2 19 26 16
2760
愛知
70 7 25 38 28
2670
徳島・香川・愛媛・高知
47 0 35 12 19
2700
福岡(佐賀・長崎の一部)
59 4 14 41 21
2710
広島・山口
48 1 14 33 21
2720
大分・熊本
22 2 13 7 10
2730
宮崎・鹿児島
21 0 12 9 7
2740
佐賀・長崎
26 1 17 8 9
 
合 計
1583(1) 169 790 624 644
 
前年度の合計  
2000(12) 211 1024 765  
※無資格者数を含めています。 ( )内の数字が無資格者数を表します。
※新規採用数は2001年6月20日現在の実数を表します。継続者が辞退した場合、新規採用数に該当数が加算されます。
 
<添付資料2 国別申込一覧表>
国・地域
申込者数
割合
国・地域
申込者数
割合
アジア州 中国 890(注1) 56.2% アフリカ州
エジプト
3
0.2%
韓国 292 18.4% ガーナ 1 0.1%
台湾 166 10.5% ケニア 1 0.1%
ベトナム 40 2.5% タンザニア 1 0.1%
マレーシア 28 1.8% ナイジェリア 1 0.1%
タイ 25 1.6% モロッコ 1 0.1%
バングラデシュ 24 1.5% ヨーロッパ州・NIS諸国 ロシア連邦 6 0.4%
インドネシア 21 1.3% 英国 4 0.3%
スリランカ 19 1.2% ルーマニア 2 0.1%

ネパール

9 0.6% マケドニア・旧ユーゴスラビア共和国 1 0.1%
ミャンマー 9 0.6% クロアチア 1 0.1%
カンボジア 5 0.3% イタリア 1 0.1%
トルコ 5 0.3% スペイン 1 0.1%
モンゴル 4 0.3% キルギス 1 0.1%
イラン 3 0.2% ベラルーシ 1 0.1%
インド 3 0.2% 北・南アメリカ州 アメリカ合衆国 3 0.2%
イスラエル 2 0.1% ホンデュラス 1 0.1%
ラオス 2 0.1% カナダ 1 0.1%
アフガニスタン 1 0.1% ペルー 1 0.1%
パキスタン 1 0.1% その他 無国籍 1 0.1%
フィリピン 1 0.1%  
合計
1583 40カ国
注1・無資格者を含めています。
※「その他」は国・地域欄に掲載されていない前年度申込実績の国・地域。
※国・地域の表記は外務省編集協力「世界の国一覧表」に準じています。
 
 
■ハイライトよねやま <22>

(財)ロータリー米山記念奨学会
2001年1月18日発行
 
ニュース
1.寄付金増進、2001年度後半がスタート
今年度も前半を終え、12月末の寄付金収入は10億5000万円となりました。前年同期と比較すると△1.3%(1400万円)減っています。減少幅は縮まったものの、依然として寄付金は減少を続けています。今年度の寄付金収入の目標は18億円です(12月末の達成率58%)。目標まであと7億5000万円です。
1月から2001年度後半がスタートしました。例年、後半は特別寄付金収入が低調な時期です。皆様のますますのご支援をお願いします。
 
2.ほんの少しでも人の役に立つことがしたい 〜 元奨学生からの寄付
昨年11月、元奨学生から寄せられる寄付について調査をしました。把握できた寄付金は、個人では14名から総額505万円。東京学友会からは累計107万円に上りました。
寄付の動機について林恕夙さん(Lin, shu-su 台湾/1997−99年/東京城西RC)は、「例会に出席する中で、『ほんの少しでもいいから、自分も何か人の役に立つことができたら』と思うようになったから」とのことでした。2000年6月、初任給から貯めてきた15万円を米山奨学会に寄付しました。
元奨学生の寄付について学友委員会では、学友による返礼と貢献の一つとして、今後も把握に努めることになりました。クラブから学友の寄付を送金いただく際は、明細にてご連絡ください。
 
3.活力あふれる中華民国扶輪會(台湾学友会)総会
1月12日(土)、2001年度台湾学友会総会が、台北市内の来来シェラトンホテルで開かれました。台湾に在住する米山奨学会のOB/OG約130名が集まりました。出席者は産業界・教育界・行政機関の重鎮として活躍する先輩、作曲家・画家として台湾芸術界の話題の人達、日本留学を終えて帰国した新人など、多彩な顔ぶれでした。
総会は来賓RI副会長黄其光氏のあいさつで始まり、金子千侍氏(米山奨学会学務委員長)と宮崎幸雄(事務局長)が日本のロータリアン、学友会のメッセージを伝えました。議事は、扶輪米山會理事長 許邦福氏(華城電機公司社長)の議長により進行しました。
総会のハイライトは、SY-A奨学金*の期間を終えて帰国した呉栄傑氏(早稲田大学)、鄭陸霜氏(東京外国語大学)、鐘起恵氏(東京大学・NHK)の報告でした。「今回の留学で得た日本人との出会いは、これから続く日台協力・共同研究の礎を確かなものにした。そして、日本で発見した台湾文化のアイデンティティの確立に寄与したい」と感動的な報告が、参加者のSY-A奨学金に対する評価と期待感を高めました。
SY−A奨学生の選考委員長 徐重仁氏(台湾セブンイレブン社長)は「SY-Aは日台関係の新時代を象徴するもので、学友会活動の中核となる確信を得た」と語りました。(宮崎)
  
*SY−A奨学金:海外学友会と共同で募集・選考を行う特別米山奨学金。上級研究員が対象。

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■米山委員会
  
期日・時間 平成14年1月6日(日)  AM10:00〜PM1:00
会場 ホテルメトロポリタン高崎(エメラルド)
テーマ 米山寄付金の件・奨学生選考会の件
出席委員 広田大委員長・浅川小委員長・布施委員・萩原副幹事
出席会員数 4名
登録料 なし
決議事項
協議事項
@ 米山寄付金の件
予定額をクリアしたR.Cには礼状を出す。浅川委員が文章作成し事務所で送付する。
(カバナー・広田・浅川)連名にする。クリアしていないR.Cに対しては浅川小委員長より状況を聞きお願いする。
 
A 奨学生選考会の件
案内を出した委員の確認(13名)。役割分担は広田委員長に一任。
学生面接者を、午前と午後に分けて2室で同時に 1人15分位 面接を行う。
当日のプログラムは広田委員長が作成する。
 
B 奨学生提出書類選考しました。
 
      

 

      

 
 
■2002年度米山奨学委員会
  
期日・時間 平成14年1月26日(土)  PM3:00〜PM20:00
会場 ホテルメトロポリタン高崎(7F ルビー)
テーマ 米山選考委員会事前打合せ会
出席委員 清ガバナー・茂木幹事・広田委員長・浅川委員・布施委員
片貝次年度担当副幹事・金沢事務局・萩原副幹事
出席会員数 なし
登録料 なし
決議事項
協議事項
広田委員長により、1月17日に行う選考会の進め方及び役割分担等の説明
   
      

 

      

 
 
■2002年度米山奨学委員会
  
期日・時間 平成14年1月27日(日)  AM8:30〜PM18:00
会場 ホテルメトロポリタン高崎(7F ルビー・エメラルド等)
テーマ 米山奨学生選考会
出席委員 清ガバナー・茂木幹事・広田委員長・浅川委員・高木米山理事・片貝次年度幹事
布施委員・佐々木委員・金沢事務局・萩原副幹事
出席会員数 なし
登録料 なし
決議事項
協議事項
AM8:00受付   午前の部 19名(学生に注意事項の説明)
AM9:00より   面接試験 1人20分(2組で選考)
       
PM12:00受付   午後の部 13名(学生に注意事項の説明)
PM12:50より   面接試験(午前と同じ)
PM 3:20より   選考会議 T.U組合同
  合格者13名選考しました
PM 4:30より   反省会及び慰労会 
PM 6:00   解散
    
      

 

      

 
 
■ハイライトよねやま <23>

(財)ロータリー米山記念奨学会
2002年2月8日発行
 
ニュース
1.「中国人就学生の偽造書類」問題について
中国が「偽造書類の天国」と言われて久しく、その実態は想像以上のものがあるのは事実です。大学卒業証書や成績表などの偽造は、以前から行われ日本国内でも売買されているのは新聞でも報道されています。こうような行為は、日本の法律、倫理に照らして許されるべき事ではないことは言うまでもありません。
不正の多くは、就学生の身分(就学ビザ:日本語学校入学者)で日本に入国し出稼ぎに励むといった偽装入国において横行しています。では、大学が受け入れる留学生に関しては偽造書類が完全に排除されているかというと、大学側での調査に限界があるのも事実です。しかし大学もロータリーによる選考も、「優秀な留学生」を採用することが目的であり、書類偽造の犯人探しをするための選考ではありません。
米山奨学生募集は大学推薦制度を施行しました。被推薦者は学内選考によって選び抜かれた人材であり、ニュースで取りざたされている問題は、米山奨学生に重なる性質のものではあり得ません。正直で、優秀な学生はたくさんいます。法治国家の法制度を犯し偽造に対する罪悪感を持たない一部の学生の不正な行為に失望し、ロータリアンが誇りをもって支援する米山奨学生への期待を失わないよう、重ねてお願いいたします。(宮崎)
 
2.国立大学再編・統合と米山の大学推薦制度
日本の国立大学は、2001年4月現在で99校あります。昨年6月に文部科学省が「大学の構造改革の方針」を発表して以来、国立大学の統合・再編の動きが顕著になりました。文部科学省発表によると15組31大学が協議中で、群馬大学と埼玉大学など県境を越えた統合も検討されています。
米山奨学生募集は、2001学年度から全国で指定校・大学推薦制度を施行しました。指定校の決定は各ロータリー地区選考委員会に委ねられ、ロータリー地区に所在する大学キャンパスを対象に指定できる制度です。たとえば、群馬大学(2560地区)と埼玉大学(2570地区)が統合した場合は、どちらのロータリー地区に属するのか・・・という質問が予想されますが、回答はきわめてシンプルです。地区に所在する大学キャンパスを対象に指定校を決めるシステムのため、地区所在のキャンパスが他県へ移転しない限り、統合によって各地区に不利益が生ずることはありません。
また、こうした国立大学の再編・統合は、少子化という社会問題が背景にありますが、その他に国際社会で評価される日本の大学教育づくりも根底にあります。
「魅力ある日本留学」を目指して、公・私立大学も今後の存続をかけて質的向上が必要とされます。(栗原)
  

財)ロータリー米山記念奨学会
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■米山奨学委員会
  
期日・時間 2002年3月3日(日) 受付 AM10:30 委員会 AM11:00〜PM1:00
会場 メトロポリタン高崎
テーマ 国際ロータリー第2840地区 米山奨学会歓送会
出席委員 茂木幹事・根本次年度幹事・廣田米山奨学大委員長・浅川増進委員長
布施委員・片貝次年度副幹事・金沢事務局員・萩原副幹事
出席会員数 7名
登録料 なし
決議事項
協議事項
清ガバナー(所用のため欠席)・高木米山奨学会理事(かぜのため欠席)
    司会 萩原副幹事
 
(1)挨拶 廣田大委員長
   
(2)祝辞 指導教官代表 高崎経済大学教授 長谷川秀男様
   
(3)記念品贈呈・訓示 茂木地区幹事
   
(4)祝辞 カウンセラー代表 沼田RC 天野鉄心
   
(5)お礼と歓迎の言葉 2840地区学友会会長 路 潔(ロ ジェ) 様
   
(6)奨学生代表挨拶 高崎東RC 蔡 欣蓉(サイ シンヨウ) 様
   
その後食事を頂きながら、各大学の指導教官、奨学生、カウンセラーの方々から感想や励ましの言葉等を発表してもらい、和やかなうちに終了いたしました。
 
      

 

      

 
 
■米山奨学委員会
  
期日・時間 2002年3月3日(日) PM1:00〜PM1:30
会場 メトロポリタン高崎
テーマ 米山奨学セミナーに向けて打ち合わせ
出席委員 清ガバナー・茂木地区幹事・根本次年度幹事・廣田米山奨学大委員長・浅川小委員長・布施委員・片貝次年度副幹事・萩原副幹事
出席会員数 8名
登録料 なし
決議事項
協議事項
廣田大委員長でまとめました。
 
(1) 米山(YU・YM・YD)奨学生合格者の確認
   
(2) 奨学生受入RCの選考(未経験者RCを優先)
   
(3) 米山奨学金の各RCの寄付状況確認
   
(4) セミナーのプログラム決定
      

 

  

 
 
■米山奨学委員会
  
期日・時間 2002年3月3日(日) PM1:30〜PM3:45
会場 メトロポリタン高崎
テーマ 2001〜2002年度 米山奨学セミナー
出席委員 清ガバナー・茂木地区幹事・根本次年度幹事・廣田米山奨学大委員長・浅川増進委員長・布施委員・RID2840各RC米山奨学委員長・片貝次年度副幹事
金澤事務局・萩原副幹事
出席会員数 36RC 45名
登録料 なし
決議事項
協議事項
  司会 萩原副幹事
 
(1)清ガバナー 挨拶
   
(2)廣田大委員長 挨拶及び米山奨学生選考状況
  奨学生受け入れRC発表とお願い等の説明
   
(3)2002年3月ロータリー米山記念奨学生終了者代表お礼挨拶
  高崎東RC 蔡 欣蓉 様 高崎経済大学
   
(4)カウンセラー代表 挨拶及び体験談を語っていただきました。
  高崎東RC 吉野 矩久 君
 
(5)浅川増進委員長 奨学生寄付実績報告及び目標達成の為のお願いをしました。
   
(6)布施委員 今後、各RCで寄付金を集める参考になるように意見等を聞きました。
   
(7)茂木幹事 閉会
 
      

 

      

  

 
 
■ハイライトよねやま <24>

(財)ロータリー米山記念奨学会
2002年3月8日発行
 
ニュース
1.寄付金速報 〜特別寄付金増進を重点課題に〜
2月までの寄付金収入は13億6千万円、前年同期と比べて約5千万円(3.5%)の減少となりました。1月まで順調に推移していた普通寄付金も前年同期比で970万円(2%)の減少となり、特別寄付金は4千万円(4.3%)の減少となりました。会員数が減少している中、寄付金増進は大変厳しい状況が続いています。当会では、いただいた寄付金の全てを奨学事業費に充てています。今年度の寄付金目標18億円を達成するために、年度末に向けて、特別寄付金に重点を置いた寄付増進の追い込みをよろしくお願いいたします。(武本)
 
2.クラブ創立記念寄付の薦め
2000年度から新たに「クラブ創立記念特別寄付」が表彰制度に加わりました。第2580地区米山奨学委員長の清水幸雄氏は、今年度創立記念式典を予定するクラブの会長宛に、創立記念のお祝いを兼ねた記念寄付ご協力の手紙を送付されました。その結果、早速ご寄付を申し出るクラブがありました。
各地区でも、寄付増進にはご苦労されているかと思われます。このようなクラブ創立記念寄付のアピールは大変効果がありますので、ぜひ各地区でもご参考ください。また、「当地区ではこのような寄付増進をしています」という、オリジナリティ溢れる寄付集めをされている地区がありましたら、当会までご連絡ください。(羽白・大庭
 
3.留学生宿舎事情〜留学生の約70%が民間アパートで暮らしています
2001年11月に東京・台場にオープンした国際大学村では、単身・家族用併せて約800戸の宿舎を留学生に提供し、相談室、レクリエーション室、ラウンジなどの施設を完備しています。
また、「社員寮への留学生受入れプログラム」の実施を続けている(財)留学生支援企業協力推進協会では、現在、277企業800戸の社員寮を留学生宿舎として提供し、併せて生活相談、地域社会との交流事業を行っています。
このような留学生宿舎の増設により、十数年前には民間アパートに暮らす留学生が約80%でしたが、2001年度までには70%に減少しています。留学生宿舎施設の充実や生活面でのバックアップなどが留学生達の大きな支えとなることから、留学生宿舎の継続的な増設・拡大が留学生支援の大きな要素と言えるでしょう。(西辻)
  
財団法人ロータリー米山記念奨学会  
事務局長 宮崎幸雄
編集担当 大庭・三宅
Tel:03-3434-8681  Fax:03-3578-8281
問い合わせメールl: highlight@rotary-yoneyama.or.jp
米山記念奨学会ホームページ: http://www.rotary-yoneyama.or.jp
 

  

 
 
■ハイライトよねやま <25>

(財)ロータリー米山記念奨学会
2002年4月5日発行
 
ニュース
1.寄付金速報 〜 寄付の新しい“きっかけ”づくりを
3月までの寄付金収入は14億2千万円、前年同期比で約7千万円(4.8%)の減少。
あるクラブのご夫人の会から創立記念として寄付をいただいた。定年などご自分の記念として寄付をいただくこともある。寄付金収入は依然厳しい状況が続いているが、このような新しい形で米山奨学事業へご賛同の意志を示していただけることに深く感謝するとともに、これからの寄付のきっかけづくりに繋げていきたい。
米山奨学会への寄付金はすべて奨学生支援に使われている。
 
2.2002学年度米山奨学生1,000名が決定 〜 中国籍奨学生が47.1%
2002学年度奨学生1,000名が決定した。奨学金種類別では、YU(学部)・YM(修士)・YD(博士)奨学生が、新規採用者660名と継続奨学生276名をあわせて936名。ほか特別な奨学金として、CY奨学生(博士課程の延長制度)31名、SY−S奨学生(元米山奨学生の短期研修)12名、SY−A奨学生(韓国・台湾学友会推薦の上級研究員)9名、SY−1奨学生(農業および地域指導者)12名が採用となった。国籍割合では、中国籍が全体の47.1%を占めている。(2002年4月1日現在)
 
3.米山奨学生は私の地区の宝物
「米山奨学生は私の地区(2520岩手県)の宝物ですよ・・・」と語るのは、同地区の米山奨学委員長を長年務めている小山亥一郎さん。ロータリーの精神は米山奨学事業に有りということを念頭に、毎年米山奨学生を伴って世話経験の無い地区内のロータリー・クラブに卓話に出かけている。初めて米山奨学生に出会う会員は、「なぜ、岩手県を留学の地に選んだの?」とういう素朴な質問を寄せる。「岩手の農産物や産業の研究をしている」「指導してほしい教授がここにいたから」etc。こうした内容にロータリアンの誰もが親近感を持ってくれるという。そんな中で、いきなり功労者になってくれた会員もいた。岩手県はロータリー・クラブ数45、大学数6、大学所在地が偏っている関係から世話クラブ経験率は15.6%という地区である。経験率が低く、ロータリアンが米山奨学生にも会ったことが無いということになり兼ねない状況からも、卓話巡りは毎年行われている。こうした活動が、米山奨学事業を会員一人ひとりに浸透させ、寄付の増進につながった。
このたび2002学年度米山奨学生採用において13名の余剰数が生じたため、個人平均寄付額の伸びが大きかった上位7地区と寄付金総額上位6地区に、各1名ずつ奨学生の追加割当が行われた。この中にもちろん2520(個人平均1,044円増)地区が入っている。(栗原)
  
財団法人ロータリー米山記念奨学会  
事務局長 宮崎幸雄
編集担当 大庭・三宅
Tel:03-3434-8681  Fax:03-3578-8281
問い合わせメールl: highlight@rotary-yoneyama.or.jp
米山記念奨学会ホームページ: http://www.rotary-yoneyama.or.jp
 
 
 
■ハイライトよねやま <26>

(財)ロータリー米山記念奨学会
2002年5月13日発行
 
ニュース
1.寄付金速報 〜 〜普通寄付のお願い
 
4月までの寄付金収入は15億円、前年同期比で約7千万円(4.5%)の減少。今年度も残りあと2ヵ月、厳しい状況ではあるがロータリアンの皆様の力を借りて、前年度並に維持することができるよう、さらなる協力をお願いしたい。4月末現在、普通寄付金の未納クラブは26地区64クラブ(納入済は9地区のみ)である。5月末は、普通寄付金未納クラブを「0」にすることを目標にしたい。(宮崎)
 
2.在日留学生・有資格者数調査と望まれる地区内大学との接触
 
米山奨学会では、4月に全国687の大学および大学院、キャンパス別では786校舎を対象に「在日留学生・有資格者数調査」を開始した(新設大学17校を含む)。
「どうすれば指定校になれるのか?」という大学側の関心からも積極的な協力が得られ、例年100%の回答率である。調査結果は5月末にまとめられ「@大学担当者・連絡先一覧表」、「A2003学年度地区別米山奨学生採用数算出」の資料作成に供され、6月中旬に各地区役員(2002-03ガバナー・理事・米山奨学委員長)に送付される。
今後は、地区選考委員が地区内大学担当者と接触を深めることも大切だ。少子化による大学の定員割れや国立大学の統合・改組など大学が抱える問題は多様だが、本質は「魅力ある大学づくり」にかかっている。単に定員割れをカバーするための留学生集めでないかどうかなど、大学側の方針を見極めることも指定校選定には重要である。また、地区独自で推薦者選定の基準(応募資格に抵触しない範囲)を設定することも考えられる。例えば、地元の産業にかかわっている研究、エイズや癌研究にかかわる学生の推薦を依頼するなど、各地区で採用に特色をもたせることも可能である。各地区でのあらたな取り組みが期待される。(栗原)
 
3.利尻ロータリー・クラブから初の米山功労者 〜 そのきっかけは?
 
北海道・利尻島にある利尻ロータリー・クラブから、初の米山功労者が出た。佐藤純夫氏(2001-02年度地区分区代理)と中瀬 正氏(01-02年度利尻RC会長)の両会員だ。広大な第2500地区は、米山奨学生にふれる機会の少ない地区の一つである。佐藤氏の寄付のきっかけは、利尻島にキャンプに来た留学生との出会いだったという。「10年以上前のことですが、国を超えた交流の大切さを知りました。いつか形にしたいと思っていたので、分区代理になった記念とあわせて“米山”へ寄付しました」。
米山奨学会では4月から6月までの3ヶ月間に功労者となったロータリアンに対し、寄付の動機をたずねるアンケートを行っている。結果は7月に発表の予定だ。(羽白・三宅)
  
財団法人ロータリー米山記念奨学会  
事務局長 宮崎幸雄
編集担当 大庭・三宅
Tel:03-3434-8681  Fax:03-3578-8281
問い合わせメールl: highlight@rotary-yoneyama.or.jp
米山記念奨学会ホームページ: http://www.rotary-yoneyama.or.jp
 
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■米山奨学委員会
  
期日・時間 2002年5月26日(日) 12:00〜15:00
会場 メトロポリタン高崎
テーマ 2002年度新規米山奨学生オリエンテーション
出席者 清ガバナー・矢野エレクト・高木理事・茂木地区幹事・根本地区幹事・廣田米山奨学大委員長
浅川・布施・佐々木・横山・野辺・堀口・片貝次年度副幹事・萩原副幹事・金澤事務局
出席会員数 会員26名、学友会1名、奨学生13名
登録料 なし
決議事項
協議事項
司会 萩原副幹事
@挨拶 廣田大委員長
   清ガバナー
A激励の言葉 矢野ガバナーエレクト
B歓迎の言葉 大路潔江学友会会長
C奨学生心得とカウンセラーの方にお願い  高木理事 
Dビデオ鑑賞 「ロータリー米山記念奨学会」
E説明と質疑応答  
Fカウンセラー経験者報告 布施委員
G奨学金4・5月分交付 高木理事
H寄付現況報告 浅川奨学金増進委員長