沼田ロータリークラブ



社会奉仕委員会 2012−2013年
<< 沼田ロータリークラブ 活動報告へ

2012-2013年 沼田ロータリークラブ社会奉仕事業 「星の絆交流イベント」ようこそ気仙沼、ガンバレ気仙沼

 本年度国際ロータリーのテーマ「奉仕を通じて平和」及び、ロータリー2840地区(群馬県)重点目標である「東日本大震災に対しての奉仕活動」のもと、本年度社会奉仕委員会は、震災地域の子ども達を招き、利根沼田の子ども達と楽しく交流できるイベントを開催しました。

  1. 日時 平成24年12月22日(土) 〜 12月24日(月)
  2. 対象 宮城県気仙沼市の小中学生ら50人
  3. 訪問先 沼田市・みなかみ町・川場村

 ■第1日目(12月22日) 星の絆見学及び絆みこし渡御

  旅程 @バス到着後餅つき、軽食  A点灯式 Bみこし渡御 C薄根ふるさと太鼓 D川場世田谷健康村宿泊

 イルミネーションを手作りすることで“絆”への願いを込めた「第2回星の絆・沼田公園イルミネーション」が、沼田公園野球グラウンドで12月22日(土)から24日にかけて行われた。このイルミネーションは地域との絆・未来の子どもたちとの絆・人との絆をより深めていただこうという趣旨のもとに、6年ほど前から地元の有志により開催されている。
 そして沼田ロータリークラブは今回のイベントに合わせて気仙沼市の小中学生ら50人を二泊三日で招待し利根沼田の子供たちと交流を行った。
 初日のイルミネーション見学では、震災からの復興を祈願する「絆みこし」を一緒に担ぐなどして交流が図られた。
昨年、8月に気仙沼を訪問した沼田南中学校の子供たちとの再会もあり、会場は盛り上がった。このほかにも、星空観察会や薄根ふるさと太鼓の演奏、地域物産の販売、企業によるイルミネーションなど、イベントは盛りだくさん。沼田、気仙沼の子どもたちはどちらも目を輝かせてこのイベントに参加して楽しんだ。

 ■第2日目(12月23日) 観光及び利根沼田と気仙沼の子ども達の交流会

  旅程 @月夜野びーどろパーク(ガラス工房体験) A辰巳館(昼食・入浴) Bディランで交流会 C川場世田谷健康村宿泊

 2日目は月夜野びーどろパークでコップづくりに挑戦した。昼食は月夜野の辰巳館で利根沼田の食材を使用した料理が振る舞われた。夜はディランでクリスマス交流会が行われ、気仙沼と沼田の子どもたちが親交を深めた。
 東日本大震災後、沼田市が復興のための支援を惜しみなくしていたが、クリスマス交流会でその活動の子細が紹介されると、気仙沼の子どもたちの付き添いで参加していた保護者のなかで感極まっている方もみられた。その後も気仙沼のみなさんへの励ましの言葉が沼田市民から続々と飛び出し、感動渦巻く交流会となった。
 宮澤孝幸会長は、「子どもたちを通じて、これからも気仙沼と沼田の交流の絆がさらに固く強まり、末永いお付き合いを願うとともに、気仙沼の一日も早い復興を心からご祈念申し上げます」と語った。

 ■第3日目(12月24日) 観光及び利根沼田と気仙沼の子ども達の交流会

  旅程 @世田谷健康村発  A川場田園プラザで買い物  B気仙沼へ


 ■気仙沼の子ども達より

  ☆小松 莉音 さん
 私は、この「星の絆交流イベント」に参加してとてもよかったと思いました。
1日目、8時間以上かけ て気仙沼から来たけれど、それ以上の最高のイルミネーションと思い出がつくれました。
1日目は、イルミネーションをカメラでたくさんとったり、おみこしをかつがせてもらったりと、とても、たのしかったです。
イルミネーションは、色々な角度から写真をとったり、すこし、ふれさせてキレイにしてみたりと、とても楽しかったです。
 二日目は、バスでマジックをやってもらっておもしろかったです。ガラスこうぼうでは(どんなのをつくろうかなぁ〜)などと、想像をふくらませて、カワイイコップができ、よかったです。自分の名前も入れたので、マイコップとしてつかえるなぁ…!と思います。
 クリスマス交流会では少しだけだったけど、沼田市の中学生の方と話しをすることができてよかったです!!
このイベントを通して、新しい友達も出来てとてもよかったです!また参加したいと思いました。今回は本当にありがとうございました!

☆千葉 亜蘭 さん
 ぼくは、この星の絆交流イベントを通して気づいた事が2つあります。1つは、場所が離れていても気持ちがつながっていると感じました。それは僕達が沼田市に着いた時から沼田のみなさんはとても優しく接してくださって僕達に「わざわざ遠い所から来てくれてありがとう。楽しんでください。」と言ってくださってとてもうれしい気持ちになりました。
 もう1つは、沼田市のすばらしさが改めて分かりました。1日目はとてもすばらしいイルミネーションが見られて良かったし、お風呂もりんごの入ったとてもすばらしく気持ち良かったです。二日目は自分で手作りのコップを作る事ができ良かったです。そして温泉はとても気持ちが良かったです。
 ぼくはこの3日間を楽しくでき関係者のみなさんにとても感謝しています。ありがとうございました。

 ■保護者の皆様より

  ☆川島 由香里の母
 このたびは沼田へのご招待ありがとうございました。群馬行きが決定してから息子2人はとても楽しみにしておりました。
「あと何日で行けるの?」「ぐんまってどこ?」と毎日言っていました。長いバスの移動も苦にならず、たどりついたイベント会場では、星の絆イルミネーションのライトのスイッチを点ける手伝いをしたり会場内を走りまわったりとこうふん状態でした。
「びーどろぱーく」でのグラスのもよう付けも自由にのびのびと取りくめ、完成によろこんでおりました。
 クリスマス交流会では沼田市がこれまでどのような支援をしてくだっさたか知ることが出来、また、あたたかく見守ってくださる姿勢に胸があつくなりました。子供たちもそれを感じたことと思います。
 2泊3日という短い期間ではありますが、遠い群馬の地でもなにか親しみが持て、心の中では近い存在となりました。
ほんとうに楽しいひととき、ありがとうございました。震災以来、はじめての旅行らしい旅行でした。入りたかった温泉にも入れました。感謝が言葉に尽くせません。ありがとう、ありがとう

☆小松 節子 さん
 この2日間は私にとって素晴らしい感動と体験の旅でした。小さな新聞記事からの出逢いがこんなにも心のこもった温かい旅になるとは夢にも思わずまいりました。
 最初の公園での食の出逢い搗きたてのおもちは2年ぶりで熱々のうどんはお腹まであつくしてくれ美味しかった。イルミネーションの青は震災前の海を思い出されましたし輝きは未来の町(気仙沼)がこの様に輝けるだろうかと思いながら見学しました。
 住職様達のご祈祷は「みこし」と共に私の魂もシャキッとするものがありました。「ありがとうございます」温泉は本当に「いい湯だネ」で体がリフレッシュした様です。(白い山もネ)仮設のみんなにもこんないい事づくめの旅がさせてやりたいと思いました。おみやげ話におみやげと共に話して沼田の皆様の手厚いおもてなしと支援への情熱を伝えます。
 一生懸命お世話下さいました桑原敏彦さん、沼田ロータリークラブの皆様方本当に温かく心のこもったおもてなしに子供達のイベントと素晴らしい事ばかりでした本当に心より感謝申し上げます。又お会いできる時までサヨナラ!!