社会奉仕委員会では、第4回目の出前講座を10月30日に利根郡・沼田市小中学校長協議会にて行いました。
詳細は下記の通りです。
- 日時 平成24年10月30日(火) 午後 2時15分〜
- 対象 利根郡・沼田市内 各小中学校長 42名
- 講師 水石 清治 (有)フローリストみずいし代表取締役
- 演題 「感染症ポリオ残り1%の闘い」
- 内容
- 「ロータリークラブ」発祥と発祥当時の社会情勢及び初期の活動目的について
1905年「シカゴクラブ」に由来する・・・親睦と奉仕
- 国際ロータリークラブの組織について
国際ロータリークラブ数:200を超える国や地域に33,000以上が存在し
120万人以上のロータリアンがいる。
(日本には、2,300のクラブと8万9千人のロータリアン)
- 国際ロータリクラブにおける「5つのターゲット」(主な活動)
- 職業奉仕
- クラブ奉仕
- 社会奉仕
- 国際奉仕・親善
- 国際ロータリクラブにおける「4つのテスト」
- 真実かどうか(事実)
- みんなに公平か(公正)
- 好意と友情を深めるか(信用)
- みんなのためになるかどうか(利益)
- 「感染症ポリオ残り1%の闘い」
- ポリオの1年間無発症を続けるための活動・インフラの整備など
ワクチンの物流システムが他のウイルスの感染症にも有効
成果:世界ポリオ撲滅推進計画の活動の背景・民間パートナーシップの手本
- ワクチン投用には信頼とコミュニケーションが必要
- 一貫した目標に向け活動:再発を防ぐ活動と撲滅の活動=残り1%に向けての活動。
現実から目をそむけず今できることをやり続ける。あれこれ考えるよりまず実践すること。
- プロジェクターで映像を使ってインドでのポリオ撲滅運動の様子の説明。
- 感想
- 国際ロータリークラブの活動理念や活動内容について、改めて詳しく知ることができた。
- 地元の利根沼田を代表する経営者から直接に活動理念や行動哲学を聞けて良かった。
- 私利私欲・利潤追求にのみ心を奪われるのでなく、大切なことは「超我の奉仕」の精神を貫いて取り組むことであることが理解できた。
- インドでのポリオ撲滅運動の映像が生々しく、貧しい地域での厳しい状況と国際ロータリークラブの地道な活動の様子が実感として伝わってきた。私たちの子どものころは、日本でもポリオが存在しており、その当時の記憶として怖い病気として残っているが、撲滅までのあと1%がいかに大変で大切なことなのかが伝わってきた。
- 講師のおっしゃった奉仕の心(超我の奉仕)は、学校経営や子どもたち、保護者や地域社会に対しても、共通する大切な考え方であると感じられた。
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