歴史と伝統ある沼田ロータリークラブ会長を仰せつかり、その責任と緊張感で身の引き締まる思いでございます。
クラブに入会したときには、どのようなことを行うのか、何をやっているのか、皆目見当もつかず入会を勧められ初めて例会に出席したときのことを今でも思い出します。
年数が経つにつれ、少しずつ理解してきたつもりでしたが、どうもうわべだけの理解のようであったと思いました。会長エレクトとして、地区の開催する、RLIに参加して己が何も知らないのだと気づかされ、研修の大切さを痛感いたしました。
さて、ロータリーの目的は、「意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、これを育むことにある。」です。また、ロータリーのモットーは、「超我の奉仕。」「最も多く奉仕するものは最も多く報われる。」です。私達は、専門職、職業人として、その生業はもとより、広く職業で身につけた知恵をもって地域社会、国際社会のニーズを常に見いだし、会員一丸となって推し進めることが肝要と考えております。ひいては、小さな一歩もいつの日か、地域そして世界平和に寄与することと思っております。
今年度は、「楽しいロータリー、ためになるロータリー」を目指したいと思います。ロータリーを楽しむためにも、ロータリーの歴史や動向を理解すること。現在行われている様々な活動から少しロータリーを学ぶことを行いたいと思っております。
国際ロータリー会長のイアン・ライズリー氏は今年度のテーマを「ロータリー:変化をもたらす」。そして田中ガバナーのテーマは、「ロータリーのある人生を誇りにしよう」です。それには、ロータリーを理解した上ではじめて、「変化を」、そして「誇り」を持てるのではないでしょうか。そして、地域にも会員個人にも、ためになる沼田クラブにしていきたいと考えております。また、先に行われた会員満足度アンケート結果を尊重し、例会の充実と公共イメージの向上に努力する所存でございます。
このようなことを行う上で、一人の力ではどうすることもできません。会員皆様のご協力、ご支援を賜りながら進めていきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。