沼田ロータリークラブ



2010−2011年
社会奉仕委員会出前講座

 社会奉仕委員会では、第5回目の出前講座を1月19日に沼田市立沼田中学校の2年生134名に行いました。
詳細は下記の通りです。

  1. 日時 平成23年 1月19日(水) 午後1時35分〜
  2. 対象 沼田中学校 2年生(134名)
  3. 講師 割田 一敏/桑原 裕/天野 純一/桑原 敏彦
  4. 演題 幅広く色々な職業について見識を深める話
  5. 内容
    • 〜幅広く色々な職業について見識を深める話〜
      仕事の内容、その職業に就いた理由、やりがいや喜び、大変なことや苦労、その職業に就くための方法や資格、中学生に向けてのメッセージ
    1. 割田 一敏(歯科医)
      • 今やっている職業に喜びがあります、治療をして笑顔でかえってもらえるとうれしい。
      • 早めの目標設定が大事、その目標をクリアするために努力をすれば、目標が実現できる。
      • 周りで支えてくれる人たちに感謝し期待に応えられるよう努力しよう。
    2. 桑原 裕(観光農園)
      • 親がやっていたことを真似するだけではなく、自分で考えたきれいで夢見る農業をしたいと思い、この辺で初めてリンゴの直売所を始めました。
      • 良い果物を作るには愛情ともっと良くしたいという思いが大切です、地産地消が重要です。
      • 学生時代だけでなく、仕事をしていく上でも周りの人との協力と感謝が大切です。
    3. 天野 純一(僧侶)
      • 座禅やお経は毎日続けているうちにできるようになります、毎日の積み重ねが大切です。
      • 「かけた情けは水に流し、受けた恩は石に刻む」という言葉をいつも心がけてください。
      • 座禅をやります。(3分間)調身、調息、調心が大切です。大事なことの前に集中力がつき、心が穏やかになります。
    4. 桑原 敏彦(建設業)
      • 夢をかなえるためには、どうすればかなえられるかを考え、あきらめないで努力することが大切です。私の夢は『日本一の板金屋』になることです。
      • 夢は苦労などを乗り越えていくからこそつかめるものです、早く自分の夢を決めてそれに向かってがんばってください。
      • 「男は夢を持って強くなる、女は夢を持って優しくなる」この言葉を皆さんに贈ります。
  6. 感想
     本校では進路学習の一環として、第2学年の「総合的な学習」の時間に職場体験や職業調べを行っている。 いずれの学習も職種が限られてしまうため、今回は地元で仕事をされているいろいろな職種の方から話を聞くことができて、望ましい勤労観や職業観を養う上でたいへん有意義な学習ができた。 生徒たちは、四名の講師の方々の熱意ある話に真剣に聞き入り、講演後の感想を聞くと「たいへんおもしろかった」「よかった」「感動した」という意見が多く聞かれた。 講演を通して職業に対する視野を広げることを主なねらいとしていたが、四名の方の波瀾万丈な中でも前向きに前進していく生きざまは、 中学生にとって自らの生き方や将来の進路について主体的に考えるうえで、大きな示唆と刺激を与えてくださった。 沼田ロータリークラブの皆様には、大変お忙しいところ講演会に御協力をいただき、心より感謝申し上げます。この講演会を通して生徒たちが得た貴重な経験を基にして、 これからも一層指導に尽力していきたいと思います。