社会奉仕委員会では、第2回目の出前講座を 7月25日に沼田市立沼田東小学校3・4年生35名と夏休みわくわく活動のボランティアスタッフ4名に行いました。
詳細は下記の通りです。
- 日時 平成23年 7月25日(月) 午前 9時30分〜
- 対象 沼田市立沼田東小学校3・4学年 35名
ボランティア4名(夏休みわくわく活動)
- 講師 桑原 滋(有限会社桑寿園茶舗)
- 演題 「お茶と健康、毎日お茶を楽しもう」 〜冷たい抹茶をいれてみよう〜
- 内容
- お茶と食育
食事バランスガイドを基本にバランス良い食事を心がけよう。
- お茶の分類
- 種類
緑茶、ウーロン茶(青茶)、紅茶はもとは同じお茶の葉からできています。
- 世界のお茶
インド、中国、スリランカ、ケニア、トルコ
- 時期による分類
一番茶(4・5月)、二番茶(6月)、三番茶(夏)、四番茶(秋)
- 品種
やぶきた(8割位)、ゆたかみどり、さやまかおり、かなやみどり
- 産地
静岡県(静岡茶)、鹿児島県(鹿児島茶)、三重県(伊勢茶)、
福岡県(八女茶)、京都府(宇治茶)
- お茶の歴史
1191年(平安時代)・・ 栄西禅師が宋(中国)より茶の種子を持ち帰る
1211年(鎌倉時代)・・ 栄西禅師が『喫茶養生記』を著す・・碾茶
1738年(江戸時代)・・ 京都宇治で伸煎茶が作られる
1835年(江戸時代)・・ 京都宇治で玉露が作られる
- びっくりお茶パワー
お茶の効能
緑茶に含まれるカフェインとタンニン(カテキン類)が最近注目されている。
抗酸化作用、抗ガン作用、抗動脈硬化作用、抗菌作用、抗アレルギー作用、消臭口臭予防、
虫歯予防、風邪の予防
- お茶をいれてみよう
実際、茶葉・急須・湯飲みを使ってお茶をいれました。
上煎茶、ほうじ茶、玄米茶、シャカシャカ抹茶(冷たい抹茶)
- ティータイム
お菓子とお茶の時間です、楽しく過ごしましょう。
- 家族で楽しく!お茶の時間
『お茶の間』は家族が食事をしたりお茶を飲みながらゆっこりすどしたりする部屋です。
今日習ったお茶のいれかたを各家庭で試して家族団らんの時間を過ごしてください。
- 感想
- 児童感想
- 緑茶、ほうじ茶、玄米茶、抹茶の4種類を飲んだけれど、抹茶が一番おいしかった。
- 色を比べてみると、ほうじ茶が茶色で、抹茶がきれいな緑でびっくりした。
- 苦かったけれど、初めて抹茶を飲んでちょっと大人になった感じがした。
- 緑茶を入れたとき「最後の一滴がおいしいんだよ」と言われ、家でいれるときは、考えもしなかったので、良い勉強になった。
- ボランティア方の感想
- 緑茶、ほうじ茶、玄米茶、抹茶の4種類のいれかたがわかっているようで、わかっていなかった。今回あらためて教えていただき参加して良かった。
- お茶は奥深いと言うことがわかった。
- 各班ごとに急須や茶碗などを用意していただき、子どもたちは充実した体験活動ができた。
大変お世話になり、ありがとうございました。
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