沼田ロータリークラブ



2010−2011年
社会奉仕委員会出前講座

 社会奉仕委員会では、第3回目の出前講座を10月21日に沼田市立沼田東小学校の4学年約15名に行いました。
詳細は下記の通りです。

  1. 日時 平成22年10月21日(木) 午前10時45分〜
  2. 対象 第4学年65名、4グループの中の1グループ(15名程度)
  3. 講師 桑原 滋
  4. 演題 伝統行事の講話〜材木町子ども相撲大会〜
  5. 内容
    1. 相撲の歴史
       農耕民族である日本人が、豊作に感謝し、五穀豊穰を祈願する神事から生まれたものといわれる。興行としての大相撲は江戸時代に行われ、力士という職業が生まれた。
    2. 子ども相撲大会について

      • 始まり
         戦争前は子どもも大人も参加した相撲大会があったが戦争で中止された。ずっととぎれていたが昭和49年に雑木会(材木町の有志の会)の大人たちが復活させた。現在は育成会が運営している。
      • 名前の由来
        材木町神明宮大祭奉納子ども相撲大会
      • 日 時
        神明宮のお祭りの日である4月15日、16日。10月15日、16日の午後6時から
      • 参加者は
        幼稚園、保育園から小学校6年生までの子ども。どの町内の子どもでも参加できる。
        40人〜50人位の参加者、最近参加者が減ってきた。
      • なぜやっているか
        神明宮の神様に子どもたちの健やかな成長と元気な姿を見せてみんなの幸せを祈るため。
      • 相撲にこめられた願いとは
        子どもたちの心と体の健康を願って行っている。相撲を通してみんな仲良くなってもらいたい。
    3. まとめ
      子ども相撲、お囃子、どんどん焼き、子どもみこしなどの地域の伝統行事は昔から続けられていますが、それにはそれぞれの理由があります。 昔の人たちの思いや願いを皆さんが引き継いで守っていってもらいたいです。大人になったら育成会や保存会、地域の役員になって今度は皆さんが子ども達の面倒を見て、 行事を通して子ども達の笑顔が絶えないようにしてもらいたいと思います。それが「地域で子どもを育てる」ということです。
  6. 感想
    材木町子ども相撲大会について、視覚に訴える資料を用いたり、児童が身近に感じるエピソードを交えたりして分かり易い講話をしていただきました。 そのことにより、児童は伝統行事に一層の親しみを感じるようになり、どの子もまとめの活動に意欲的に取り組んでいます。 町の発展、人々のまとまりなど、日頃目には見えない願いや思いに触れることができ、児童一人一人にとって大変有意義な時間となりました。 お忙しいところ、丁寧なご準備や対応をしていただき、ありがとうございました。